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(´・ω・`)まったりいこうぜ

まったりのんびり、色々と書いています。 http://www5.synapse.ne.jp/souki/

火山灰とともに生活するには

 まず亡くなられた方々のお悔やみと、被災された方々へお見舞い申し上げます。そして未だ発見されていない行方不明者の方々が少しでも早くご家族、ご友人と再会できることを祈っています。

 今回のこの噴火で改めて火山の怖さを知ったわけですが、未だにのんびりと活火山の側で生活をしています。鹿児島に住み始めてすでに20年近くが経ち、毎日のように噴火する桜島を見ながら生活をしていると危機感というものが希薄になりますね。
「あー、噴火してる……」とそれだけで終わりです。隣で観光客の方々が『あれ何!?』と動揺している様子を見るのもいつものことです。

 さて、ぺろさんがこんなものを書かれていました。

火山灰とともに暮らす7つのコツ - はてなブログを毎日書いていたら10Kg痩せました!

 実用的ですね。御嶽山と桜島との違いも書かれています。ここに1つ付け加えるとすれば、数年前に噴火した新燃岳(霧島連山と言った方が良いでしょうか)があります。火山灰は周辺自治体に大量に降り注ぎました。その経験も踏まえて、少しだけ補足させてもらおうかと思います。

http://instagram.com/p/dJZaXjpkVJ/

竜の巣みたいだろ…これ、桜島の火山灰なんだぜ…

1.自転車の場合

 自分は主な移動手段が自転車なのでそのことを書きます。
 いつも持ち歩いているのは「手袋」「キャップ(帽子です)」「紙製のマスク」です。
 手袋は意外かもしれませんね。灰は滑りやすいので下手をすると転倒します。手をついてケガをしたとしましょう。傷口には灰が入り込みます。洒落でもなんでもなく、塩をすり込まれるのと一緒です。痛いです。掌であればハンドルを持つことも苦になります。なので是非とも付けましょう。もう一つの理由としてはハンドルが滑るからです。これも転倒に繋がります。

http://instagram.com/p/fCLKlxpkci/

 また転倒しやすいのは車道と歩道の段差です。雨が降ることで段差に灰が積もり、タイヤが埋もれます。そこでハンドルをとられてご愁傷様です、となります。灰が降っている時よりも降り終わり、しかも雨が降った後は要注意です。

http://instagram.com/p/fE4FQdJkWI/

雨後の火山灰

http://instagram.com/p/eefLLppkU-/

路肩に灰が積もり始めた…

 もし徒歩や車での移動であれば「タオル」「折りたたみ傘」があれば良いですね。タオルで十分なのかについては後述します。

2.眼鏡は水洗い+食器用洗剤

 水洗いはぺろさんがおっしゃっていますが、食器用洗剤を少し付けると汚れが付きにくくなりお勧めです。これは眼鏡屋さんの店員さんから教えて頂きました。おそらく灰以外でも使えるはずです。

http://instagram.com/p/lWEgqWpkYl/

今日は午前中だけ休憩…

 間違ってもTシャツなどでごしごししてはいけません……レンズが傷だらけになって白くなります。ええ、自分の眼鏡のように……眼鏡屋さんで『これは酷いですね』と唖然とされて、10分ほど掃除の仕方を教わることになりました。美人の店員さんだったのでもう少し長く(略

3.玄関、ベランダや出窓の灰は最優先で除去

 水で流すのは掃いてからです。最初に水でしようとすると灰が水を吸い込みます。こうなると流れません。泥のようになりますから。また排水溝などが詰まるため「掃き掃除をしないで水で流す」は言語道断です。掃くと多少飛ぶので心配な人はマスクをつけて作業をすると良いでしょう。掃くだけでも結構綺麗になります。

http://instagram.com/p/e3h4hdJkSu/

掃き掃除

 そしてベランダなど出入り口の灰はしっかりと除去します。部屋の中に入る灰を減らすことが大切です。窓を閉めていても開け閉めをする以上入るんですよね。そこで少しでも減らしておくと掃除が楽です。
 安いものでも良いのでちりとりを買ってきて灰を集めて、ビニール袋に入れましょう。目一杯いれると重いので「少し軽すぎるかな?」ぐらいでとどめましょう。その後の処理ですが、おそらく自治体から連絡が来ます。それまでは各家庭で保存することになると思います。この対応については新燃岳噴火時、都城市が処理場をつくるなどした事例もありますのでこれに準ずるかと思います。

http://instagram.com/p/teEwLhpkSp/

克服できる気がしねぇ(掃除したそばからまた積もってる)

 また出かける時には窓を閉めましょう。小窓も閉めましょう。良いですか、帰ってきたら床が灰色になっている光景を見たくなかったら閉めましょう。

http://instagram.com/p/eRXgO6pkQ3/

黒の下敷きが灰色のつや消しになりました

4.掃除機→ドライシート→ウェットシート

 できれば埃を立てたく無いので掃除機を使いたくないところですが……致し方ないところです。掃除機である程度大きいものを吸って、それから拭き掃除をすると綺麗になります。どうせまたざらざらになるので、自分はドライシートで済ませています。掃除機が壊れる心配があるかもしれませんが、紙パック式で週に3日掃除をしていますが、10年経っても現役です。大丈夫そうです。
 そしてそろそろ自動掃除機が欲しくなります……それぐらい床掃除とベランダなどの掃除は頻繁にします。

5.帰ってきたら玄関でぱたぱた

 部屋に灰を入れないためのコツですね。これだけでも結構違います。玄関に入る前に靴をトントン、とするだけでも灰は落ちます。あと灰に降られた時には水で洗わずぱたぱたした方が綺麗に取れる気がします。

6.火山灰と考えず花粉対策と思う

 自分は花粉症なのですが、花粉よりも火山灰の方がまだマシだと断言します!
 そして対応は基本的に花粉対策と同じだと思って良いと思います。スギの花粉は直径が20μm、火山灰は2mm以下で大体目視できるサイズです。花粉と比べたら随分と大きいことが分かります。
 従って健康被害が心配であれば花粉対策をすればほぼ問題無しです。鹿児島では一年中マスクが売っていますし、つけている人がいます。おそらくほとんどは火山灰対策でしょう。

7.過度な心配はしないでいい

 健康被害など色々と心配はあると思います。
 しかし、桜島周辺に住む人たちがいます。自分たちは死んでいません。ですから過度に心配をしないでください。しかし、火山の驚異がある以上対応できるようにするのがベターだとは思います。
 自分はマスクなどを避難袋に入れています。また水も少し多めに入れています(と言っても一人なので限度がありますが)。地震対策に少しプラスって感じですね。


 今回の噴火は水蒸気の関係だったとも言われています(桜島はマグマが噴出しているので、本当に火が出ていますが)。継続的に続くかは今のところ不明とのことですが、噴出して堆積したものが風で飛ぶことも考えられます。
 豪雪地帯の方々が雪に慣れているように。首都圏の方々が満員電車に慣れているように。鹿児島の人たちは火山灰に慣れています。そしてそのための知恵と工夫を持っています。拙いものではありますが、被災された方々を始め、将来鹿児島に住むかもしれないという方々に少しでもお役に立てれば幸いです。火山灰で困った時には鹿児島県民に聞けばいいんですよ!代わりに他の地域に行った時に分からないことを教えてください。