タイトルが第四回なのですが、講習2時間目です。
小型ATは時間数が本当に足りないため、教習所では「実際に走る」、自宅では「イメージトレーニング」となります。前回やったことを帰宅後に復習して、次の時間に実践しました。なお2時間目まで4日空きました*1。
2時間目からコースを覚えて走ることが中心となります。
コースというのは卒検で走る順路のことで、2つのうちどちらかを走ることとなります。第一段階ではどちらかのコースを覚えて見極め*2に備えます。
さすがにはい走ってーではなく、教官が先導して、説明を聞きながら一周します。コースを覚えながら、ポイントを押さえて、運転して、とパニックです。できるかーと重いながら必死に教官の後をついて行きました。多分卒検の次にきつかった時間がこれですね。
二輪のコースにはいくつかのポイントがあるので、できるだけ書いていきます。まぁ間違っているかもしれないのはご愛敬。こういう感じですってことで。
教習を受けた当時のメモをそのまま載せておきます。あと参考にした動画なども一緒に。
- 発進
発着所から出る。停止線があるので少し手前で止まり、左右の確認。
発進する時に怖がってアクセルを回さないと余計不安定になるのでできるだけ回した方が安心。急加速しないように注意。 - 見通しの悪い交差点
停止線で停まり、さらに停止。左右をのぞき込むような感じで確認をする。
結構怖い。どこまで出て良いのか分からないが、車のようにボンネットが出ていないので少し確認がしやすい。 - 外周一周
30km/hへの加速が必要な区間があるので、そこでは一気に加速。多少速度オーバーをしても問題なし。速度が足りないと即失格なので思い切りが大事。速度が足りず2回ほど教官からへたれと言われる。知ってる。 - 急制動
意外と難所。事前に車線変更が必要なのと、車線を変えた後に一気に加速して30km/hに加速。停止線を超えたところでブレーキをかける。3本線があるが、小型は晴れた日は1本目、雨の日は2本目。
40km/hぐらいで突っ込んで急ブレーキをかけてしまい死ぬかと思った。2回目は怖くて加速が足りず。3回目は加速が足りたが停止線の前でブレーキをかけて注意を受ける。停止線に入ったところで30km/hを超えていたら良いとのこと。次回は35km/hまで加速してアクセルを戻してみる。 - 坂道発進
ATなのでアクセルを回す→ブレーキを少しずつ離すでOK。
坂道の頂上付近は減速して坂の下に車がいないか警戒する。あと地味に坂道を下るのが難しい。自転車のように何度かブレーキをかけた方が良さそうだ。 - 障害物
路上駐車などを避ける練習。手順としては「ウインカーをつける→アクセルを戻す→ミラーで右後方確認→首を回して右後方を直接確認→正面を見る→車線変更→障害物の前にものがないかのぞき込んで確認→ミラーで左後方確認→首を回して左後方を直接確認→正面を見る→車線変更」という手順。することが多い。 - 踏切
これが……踏切……だと?となった踏切。停止線の手前で停車して、遠くを見る感じで左右を確認。そして発進。これだけ。 - 交差点
よくある交差点。信号機の指示に従うのだが歩行者用の信号がないためいつ変わるかが分からないため結構大変。 - 一本橋
幅30cm、長さ15mの狭い坂を渡るというもの。実はMTよりATの方が難しい。いくつか要因があるのだが、一つがアクセルを戻すとクラッチが離れ再加速にラグが生じる。ふらついて加速しようと思っても間に合わないことが多い。またタンクを膝で挟むことができないためバランスを崩しやすい。などなど。
ポイントとしては「アクセルを回した状態で後輪ブレーキで調整」「膝はくっつける」「バランスはハンドルをぐりぐりしてとる」「遠くを見る」という感じ。
1度目は落ちたが、2度目は成功。3回目もしたかったが時間が足りず。
なお卒検では落ちたら即終了とのこと。余計に緊張する。www.youtube.com - クランク
カギ状になっている狭い通路を走るというもの。
体を傾けて曲がるというよりハンドルを回して曲がるという感じ。自転車でよくやっていることだったのであっさりとクリア。教官から『ここ結構難しいはずなんだけど……』と言われる。そんなこと言われましても。
- S字クランク
文字通りSの字の狭い通路を走るというもの。
こちらはどちらかと言えば体を傾けて走る感じ。カーブに入る時には外から内側に、を意識すると気が楽になった。こちらも自転車でしていることだったので余裕でできた。
とおおざっぱですが、こんな感じのことをします。
教習の後でコースを渡され、まずはコース1を徹底的に覚え復習をすることとなりました。
余談ですが、この日から夢でも教習所に通っていました。一本橋怖い。そして通勤の電車中では目を閉じてコースを復習していました。多分周りから見たら不審者でしたね。空き時間を目一杯使って次の時間に備えました。
教訓
- まずは何よりコースを覚える。細かいことはそれから。
- 一本橋は失敗したらいけないと思うと余計失敗をする。
- 卒業できる気がしなくなったら欲しいバイクのパンフを見ると頑張れる。
- なぜかバイクに愛着が沸く。