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(´・ω・`)まったりいこうぜ

まったりのんびり、色々と書いています。 http://www5.synapse.ne.jp/souki/

「色のシミュレーター」というアプリを使ってみました

 仕事で貼り紙を作ることがあるのですが、確認に使っている「色のシミュレーター」というアプリが便利だったのでちょっと紹介をしようかなーと。

色のシミュレータ

色のシミュレータ

  • Kazunori Asada
  • 教育
  • 無料

 公式サイトを見るとAndroid版もあるようです。

 どういうことかと言うと、色覚障害の人たちがどう見えているかシミュレーションをするためのアプリです。色覚障害は以前「色盲」と呼ばれていましたが、今は色覚障害、または色覚異常という呼び方になっているようです。
 さて、色覚障害というのは日本眼科学会のページによると

先天色覚異常は遺伝による錐体視物質の異常でX連鎖性遺伝(伴性劣性遺伝)をし、日本人での頻度は男性の約5%、女性の0.2%です。

 とのことです。5%というと結構な割合になります。ページにもありますが、病気による後天性のものもあります。以前は学校の健康診断で色覚障害のストがありましたが今では行われていないため、自分が色覚障害と知らない人も多くいます。

 またこちらのボランティアグループのサイトでは詳しい話が読めるので参考になりました。

ぱすてる - 色覚問題研究グループ

 さて、貼り紙を作る仕事は結構あるのですが、以前作った時に文字が読みにくいと指摘され、それ以来できるだけ確認をするようにしています。今はスマホで簡単に確認ができるので便利ですよね。

 アプリの使い方については公式に詳しく書いてあるのですが簡単にですが説明をしますか。

f:id:souki_e:20160211204656p:plain

 我らのアイドルミクさんにモデルをお願いしました。かわいい。

 一般的なカメラアプリと異なるのは下にある「CPDT」の文字ではないでしょうか。これらはシミュレーションをしたい色覚タイプのボタンです。

 ということらしいのですが、どのケースがどの色がわかりにくいか、手っ取り早く分かるのはこれかと思います。

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 保存した画像を読み込めるので、こういう時には便利ですね(いつもはリアルタイムでのシミュレーションを使っているので)。

 こうしてみるとよく見る色覚障害の判別テストが「なるほどー」となります。時々のテストがストレスチェックのように使われますが、上記のように先天性の病気が主なのでストレスで見えたり見えなかったり、ということはないようです。

 あと色覚障害は程度があります。今回の画像ではデフォルトの値(100%)で撮影しています。全員が全員こう見えているわけではない、と踏まえて見ていただければ幸いです。

 先ほどのミクさんですが、実際にどう見えるかということ、こうなります。

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 PとDが髪と髪留めの色がわかりにくいですね。あとTでは板の色が赤みがかっているため赤と茶の区別が付きにくい感じですね……

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 こちらはたぬルカさんのメモスタンドです。こちらの方が赤系なので見え方の差が歴然ですね。

 PとTではミクとルカの髪の色が一緒に見えるんですね。そしてTだと板の色と、胴体と髪の色が一緒に見えるようです。

 ということでこれを使いながら試行錯誤をして貼り紙を使っています。仕事では以下のサイトが参考になりました。

 たった5%の人に配慮する必要があるのか?という意見があるのも現実です。しかし色覚障害の人が見やすいものは「コントラスト比が高い」「色が少ない」といったものになり、結果として健常者にとっても見やすいデザインになることが多いように感じます。バリアフリーやノーマリゼーションの考え方ですね。
 少し手間はかかりますが、それでも少しでも多くの人が見やすいものを作るのは大事だろうなーと思うのでした (´・ω・`)