前回は入校手続きなどでしたが、いよいよ教習開始です。
とその前に必要な時間数について。自分は自動車免許を持っているので学科が免除され、実技8時間・学科1時間が必要な時間数となります。それじゃ2日ぐらいで取れるのか?となるのですが、答えは「無理」です。というのも1日最長2時間というルールがあるためです。できたら短時間で済ませたい所ですが、仕事の関係や卒検まで時間があったので1時間を基本として受けることになりました。ここは教官と相談して色々とできると思います。まずは話をするのが大事ですね。
自動車免許をとったのは10年以上前なので色々と忘れています(;´Д`)
まずカウンターで教習手帳を受け取り、教官に渡します。
それから準備ですがなかなか大変です。最初だったので教官に色々と教えてもらいながら、ということはありませんでした(;´Д`) 先に入校した方に聞きながら準備をしました。
服装は「長袖」「長ズボン」。これに肘と膝のプロテクターと胸部と背部が一緒になったプロテクターをつけます。
ここまでがっつりしたものではありませんでしたが、ベストタイプのものを使いました。これにグローブをつけてヘルメットをかぶって教習を受けます。
と簡単に書いていますが、当日は大変でした。
というのもバイクなんて自動車免許をとる時に原付教習を1時間受けただけです。それ以来触ったこともありません。プロテクターの付け方なんて分からない。ヘルメットのつけかたも分からないという始末です(;´Д`)
そして雨だったので、この装備の上に備え付けのカッパを着ました。プロテクターが邪魔で着にくい。後で聞いたら「プロテクターはカッパの上からでいいよ」とのことでした。
ということがありましたが、いよいよバイクに乗ります。
教習車はホンダのリード。
125ccとしては標準的なものだそうで、どちらかと言えば原付のボアアップ版のような感じです。
教官『原付の説明は受けてるんだよね、車の時に』
自分「受けましたが、10年以上前で覚えていません」
教官『じゃ簡単に説明』
ということでハンドル周りの説明から。
左手でウインカー、ライト、クラクション。右手でアクセルとスターター。両手でブレーキ。
以上。早い。基本的には自転車と一緒みたいなものだよーと言われましたが、自転車と共通なのはハンドルとブレーキだけではないでしょうか。あとクラクションかベルの違い。
そこからエンジンの始動方法です。
車の場合はブレーキを踏みながらキーを回す(今はイグニッションボタン方式のものもあるらしいですが)だけですが、二輪は危ないためいくつかの安全装置があります。
1つ目はキー。回しただけではエンジンがかかりません。
2つ目はサイドスタンド。出したままにしているとエンジンがかかりません。
3つ目は後輪ブレーキ(左手側)を握らないとエンジンがかかりません。
4つ目は全てを満たした状態でイグニッションボタンを押します。
以上の段階を踏んでエンジンがかかります。最初は一つ一つ確認をしながらですね。何度かサイドスタンドを下ろした状態でかけようしたり、キーを回してかけようしたりしました(;´Д`)
教官『じゃ外周走ろうか。時間少ないし』
自分「うわぁ」
教官『大丈夫大丈夫。デカくて自分で漕がないでいい自転車だから』
それ別物じゃないですかね……
そんな感じで説明されて5分後には乗りました。
第一段階の教習は教官の後を走る感じです。一つ一つの操作を確認しながら慣れていく感じですね。車だと一緒に乗ってくれますが、バイクはそうはいきません。
以下、初日の講習で受けたアドバイス。
- 乗る時には後方を確認する。
- グリップは回すのではなく、押す。手首を押し出す感じ。
- ブレーキには必要な時だけ指をかけ、それ以外の時にはハンドルをぎゅっと握る。
- ウインカーの消し忘れが多いので注意
※バイクは重心移動で曲がるためウインカーが自動で消えない。ウインカーを押してリセットする必要がある。 - 左右に曲がる時には「進行方向確認→ミラー確認→後方確認→曲がる」
- 30km/hのところは思い切って加速をする
という感じでした。4は今でもやってしまうので注意ですね。あと6についてですが、卒検では30km/hに加速「しなければならない」ところがあります。そこで加速が足りないと失格です(´・ω・) 超えればいいので思い切っていきましょう。怖いです。
教訓
- プロテクターはカッパの上から着ると楽。
- エンジンをかけるのは手間がかかるので次回までにイメージトレーニングをすると次回がスムーズ。
- 30km/hが怖い。超怖い。
- 雨の日は着替え必須。