関ヶ原の隼人たち(ドリフターズ原画展&薩摩拵名刀展&戦国島津と関ヶ原展)を見てきました
国民文化祭の特別企画展として「ドリフターズ原画展」があるとのことで行ってきました。日曜日の方がイベントは多く実施されたのですが、時間がなかったので仕方ないですね。
場所は日置市中央公民館。日置市役所の隣です。市民文化ホールとも隣接していることころですが少々わかりにくい所ですね。
ドリフターズ原画展
ホールを1つ使っていますが、元々町の公民館だったこともあり、そこまで大きくはありません。ただし掲載している原稿の量は結構多かったように感じました。
言うまでもなくメインは「島津豊久」。妖怪首置いてけ、ですね。後述しますが、関ヶ原の戦いで敵中突破で殿をつとめた人です。鹿児島県民的には島津義弘の方が有名ではありますが、彼の養子にあたる人です。
原画の撮影はOKで、来場者はスマホでばしばし撮っていました。そんな中一眼レフを取り出して周りから「お、おぅ」みたいな感じの対応をされた人です。
トーンの切り貼りや削り、あとはベタとホワイトがどういう感じで使われているのか分かるのが原画展のおもしろさですよね。最近はデジタル原稿が多いとのことですが、こういう原画展をするとなると手書き原稿の方が見ていておもしろいのかなぁと思ったりしました。
しかし細かい。ずっと眺めていても飽きませんでした。
また少しですが物販もありました。自分が行った時には「トートバッグ」「手ぬぐい」「タンブラー」「クリアファイル」というものが並んでいました。そこまで散財することがなさそうなのは安心ですね。
薩摩拵名刀展
開場はドリフターズ原画展と同じ、というか各所に展示してありました。上の開場全体図でガラスケースに入っているものがそれになります。
刀を抜かずに相手を倒すことを目的とするべく、柄を太く長くして立鼓を取らず、厚手の牛革を巻いて漆をかけ、さらにその上に糸か革紐を巻き締めて目貫を装着せず、鉄の縁頭で強固な作りとした。
とのことで。要するに撲殺ではないでしょうか。某抜刀斎もびっくりですね。
最近刀剣乱舞などで刀剣が話題になっていることも多いので、一見の価値はあるのではないでしょうか。なおレプリカなどではなく本物です。証明書も一緒に並んでいました。
それにしてもこれは武器というよりも芸術品と呼ばれる理由が分かった気がします。吸い込まれますね。
戦国島津と関ヶ原展
隣の文化センターのホールで実施されていました。コーエーテクモが協力しているとのことで、戦国無双やのぶニャがの野望といったゲームのキャラクターがちりばめられたポップが並んでいました。
同じ妖怪首置いてけとは思えない容姿ですね。
全体的には結構細かい所まで説明がされていて、これはこれで読んでいておもしろいなーと。
ずっと陸路できたと思っていたのですが、瀬戸内海を渡ってきたんですね。知らなかった……どうやって帰ってきたかの説明もありました。また妙円寺詣りの由来なども説明がありました。よく考えるまでもなく妙円寺詣りなのに行くのは徳重神社なんですよね。その点についても触れており、ぬかりないなぁと。
あと島左近、大谷吉継、本多忠勝などいった武将の名前が分かって少し嬉しかったです。ありがとう、境界線上のホライゾン!島は巨人だし、大谷はウイルスだし、忠勝は蜻蛉切の人と覚えています。みんな、教科書で覚えられないものはアニメとかで覚える方が良いよ!(中学時代歴史が毎度赤点だった)。
物販コーナーはこんな感じで。ドリフターズの物販と比べると大きいですね。真ん中のカートはアクリルキーホルダーなどが売っていました。
あとホールには鎧が並んでいます。確か常設だったと思うのですが、せっかくなのでじっくり見ていくと良いと思います。それぞれ違っているので見応えがありますね。確かこれは妙円寺詣りの時に使用されたはずです。
という感じでざっとではありますが、日置市で実施されている国民文化祭の特別展示でした。
感想としては「日置市頑張ったなー」というところですね。まさかドリフターズ原画展を開催すると思いませんでした……今後とも色々とやって欲しいと思う次第です。