TEGE2ことてゲてゲの放送を見学してきました
MBCの公式Twitterアカウントであるふるぷりさん(便宜上ぷりおさん、ぷりこさんとします)に誘って頂いたので、MBCの木曜7時から放送されている「てゲてゲ」の見学に行っていました。
シナプスのスタッフの方々と一緒に。
自分だけ一般人……と言うか無職ですがorz
今回は撮影で気ない所が多かったので写真はほとんど無いも同然ですが……
その分文章にしていこうと思います。
MBCに着いてまずは来客者用の札をもらいました。
「GUEST」って書いてあり、これを受け取っただけでも緊張する小心者ですw
20101125_185620 posted by (C)そーき
暫く話を聞いた後、ぷりおさんに案内されててゲてゲのスタジオへ。
MBCはスタジオが2つあり、ニューズナウとてゲてゲは同じスタジオでの放送でした。
セットが一気に回転しててゲてゲのセットになるのは手品のようでした。
すごいな、これ……
しかもセットは1時間ほどで組み立てをし、当日のうちに片付けをするとのことでした。
恐ろしい……
こうした部分はUstreamでも放送されているので興味がある方は見てみると面白いかもしれないですよ。
生だとまた違いますが。
スタジオの横のメイク室では竹内梢アナが髪のセットをされていました。
実際に拝見した方が綺麗でした(ぉ
スタジオもですが、結構狭く限られたスペースを有効活用されているなと感じました。
むしろ動線が短くて効率が良いのかもしれないですね。
放送が始まるまでの間、ふるぷりの方々に色々とスタジオの説明をして頂きました。
Ustream用のカメラがどこにあるかなどから、どういった進行をするか。
そのカメラですが、位置を何度も検討されたとかで……
一切妥協が無く勉強になりました。
その横をたくちゃんが『トイレトイレ!』と走り抜けて行かれました。
さて放送開始のカウントダウンが始まり、放送開始。
ツモはテレビのディスプレイ越しに見ている方々が目の前で動きます。
未だに現実味が無いですね。
番組の間にCMが入りますが、その間もスタッフの方々は慌ただしく動いています。
それもそのはず、時間が無い中で次の準備をしないといけないため。
Ustreamで見ているのと現場では受ける印象は全く違いますね。
映っていないところでも人が動いているからでしょう。
30分過ぎたぐらいでぷりおさんから『ちょっと上に行きましょうか』と案内して頂いたのは番組の総括をする部分。
映像を切り替えたり、音楽を入れたり、字幕を入れたり、VTRを入れたり……という作業を分担されていました。
意外ですが番組中でTwitterのツイートが入りますが、それは手作業でテロップが入る仕様になっていました。
これを入れてと指示を出し、それを見て手作業で打ち込み、放送している映像にかぶせる。
そうした方法でテロップを入れているそうで。
面倒な気がしますが、字幕を入れるPCはネットワークから切り離しているのでこうするしかないそうです。
『アナログですけどね』と苦笑いされながら説明されましたが、そこまでしていると思うとありがたいなぁと。
それとSR2のUstream画面も映っていました。
DJなおとDJみなみの様子を見たりw
これは時々映像を差し込むためだそうです。なるほど……
あとてゲてゲのUstreamの映像は出演者の方々が見られる様にしてあるとか。
なんと……みなさん読まれているみたいですよ。
視聴者として聞いて嬉しくなりましたね。
20101125_200638 posted by (C)そーき
もっと詳しくはポティカスタッフブログをどうぞ。
■vol.66 鹿児島のテレビ局、MBCに潜入せよ! - 勝手に調査隊
http://chosatai.potika.net/blog/82.html
そんな見学の後に飲み会に行き、色々と話をすることができました。
MBCさんが積極的にネットメディアを使っている理由や課題なんかも聞くことができました。
視聴者側から何かできないかなぁとも思ったり。
という事でここからは個人的な感想とか意見とか。
ちなみに自分頭悪いので難しい話は無理ですw
なのでだらだらと書くのが限界です(´・ω・`)
MBCに限ったことでは無いでしょうが、おそらく今までのメディア―テレビ、ラジオ―は今きつい状態だとは思います。
テレビを見ない、ラジオを聞かないという人達が多いのが原因ではないか?との話でした。
たしかに自分も最近までは見ない人でしたね。
テレビは日曜朝のヒーロータイムぐらい……
1週間に何時間か見たら良いぐらいでしたね。
それなのにラジオを買って聞く様になりましたし、テレビも意外と見るようになりました。
と言う事で自分の体験を交えつつ話をしてみようかと。
まずテレビやラジオを見聞きしない理由ですが、おそらく刺激が足りていないからかと。
視聴者が刺激に慣れたと思いそうですが、おそらく慣れてはいないです。
もし慣れていたら昔の番組を見て面白いとは思わないでしょうし……
それでは何故刺激が少なくなったかですが、同じ番組を誰かと一緒に見ることが少なくなったからかと。
家族団らんでテレビ番組を見て話をしたり、誰かと同じ番組に着いて話をしたり。
きっとひとりで同じ番組を見ている時とでは楽しさが違いますよね。
以前は「誰かが一緒」が主流だったんですよね……
今はひとり1台になっていますし、ワンセグだってあります。
暇つぶしでは見るとしても、わざわざ見たりはしないですよね。
ラジオなんかはもっと大変でしょうね。
家にラジオがある人って少ないのではないかと。
自分は車でラジオを良く聞いていましたが、ワンセグなんかは移動中でもきれいに見えるのでテレビの代わりにラジオを、というのは少ないでしょう。
自宅なら尚更で、音楽を聴きたいならネットで聴けば良いですからね。
良い時代になりましたよ。
という感じでテレビやラジオから遠ざかっているのではないかなと。
それではどうしたら良いのかですが……お分かりの様に「皆で見たら良い」んですよね。
本当に単純な話ですが。
それじゃ一人で見ている人たちをどうやってつなげるか。
TwitterとUstreamというネットメディアの存在が大きかったのだと思います。
まず金プレはラジオ番組でありながら映像をUstreamで配信しました。
正しく「見えるラジオ」。
しかも踊るし歌うw
それに加えて今まではがき、FAX、メールというお手紙コーナーがTwitter等のソーシャルストリームで代用できるようになったのは大きかったと思います。
しかしソーシャルストリームは「視聴者→DJ&視聴者」となります。
これはかなり重要な変化の様に思います。
ふるぷりさんに言われて気づいたのですが今までは1対1だったのが変化している、DJを経由する形からDJがハブ(車輪の車軸)として機能する様になりました。
聡明な方はお気づきかと思いますが、皆でおマジ番組を見て感想を言い合っている状態になっています。
しかも今までは視聴者同士だったのが、DJも含めて皆で共有する方になりました。
ラジオしか持っていない方々は今まで通りに楽しめると。特にデメリットはないかと。
てゲてゲの場合はハッシュタグを使い感想を共有していました。
そしてSR2による「裏テゲ」の開始。
金プレと違うのはDJなお、DJみなみを初め、社長におたこはん、その他のフォロワーが番組を見つつ感想を言ったりする点でした。
まるで皆で同じ番組を見て話をするような感覚になりました。参加した人にしか分からない感覚だとは思いますが……
当初はハッシュタグが付いたツイートをを番組の途中で読み上げるという形でしたが、途中から金プレの様に変わってきました。
きっかけは公式裏テゲとでも言うべき、生放送スタジオをUstreamで流すというもの。
準備の状態から、了後暫くをネットで流すというもの。
スタジオの様子も面白いのだが、それ以上にソーシャルストリームでの共有が良い効果を生み出していると感じます。
おそらくTwitterの利用に着いてはかなり思い切って実施したのでしょう。
よく言われるネットvs既存メディアの構図をあっさりとぶち破って新しい構図を作っている番組ですね。
鹿児島ではまだMBCしかやっていない上に一部の番組ではあるがこれが広がればまた違ったメディアをなっていくでしょうね。
そうなって楽しい番組が増えていけば視聴者の楽しみも増えていくはずです。
今まではメディアが先導していくというスタイルだったが、今からは視聴者と手を繋いで前に進んでいくというスタイルが増えていくのかもしれません。
視聴者である自分たちが出来ることと言ったらそういった番組に積極的に突っ込んで一緒に楽しんでいくことかなぁと思います。