(´・ω・`)まったりいこうぜ

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Figure-riseBust 初音ミクを作ってみた

久しぶりの製作系動画ですね。

実は発売日の翌日には届いていたのですが、作る時間があまり取れずに、完成したのが年末になりました。基本は仕事がない土日の夜に1時間ほどニコ生をしつつ作りました。製作過程を見ていた方がいるといいなぁ……。

動画では作り方を結構端折りました。一番の理由は尺の都合、というものです。長くなりすぎると見たくなくなりますからね。ここは車載動画と一緒です(´・ω・`)

プラモを作る際は「どこまで手を入れるか」を考えるために、まずは接着やシールを貼ったりせずに作ります。仮組みと言ったりします。ということでまずはパッケージから。


パッケージが思った以上に分厚くて驚きました。



開封したらさらに驚いたわけですが……以前作ったLikoは顔と目が別のパーツになっていましたが、ミクでは1つのパーツになっていました。頭がおかしい。
それに目が行きがちですが、他のパーツの構成も大概頭がおかしいです。裾が分割されずにそのまま作られているとかどういうことですか。そして皺の再現も凄いですね。

説明書通りにぱちぱちと作って仮組み終了です。これにシールを貼るだけでも十分見栄えしますね。
あと担当者は脇にこだわりがあるのでしょうか。お会いして握手を求めたいです。

この時点で造形については問題なさそうなので、部分塗装で済ませることにしました。十分に可愛いですからね、これでも。自分好みに手を入れる方向性でいきたいと思います。

ということで接着です。サーフェーサーを吹かずに、部分塗装にするので接着は流し込み接着剤を使います。通常の接着剤だと樹脂が入っているので、接着した部分が変色してしまうのです。


今回はちょっとパステルを使ったシャドーを試してみました。
以前からやりたいと思っていたのですが、今まで女の子のフィギュアを作ることがなく、試せなかった手法です。
パステルはダイソーで買ったものですが十分でした。ヤスリで削って、シリコンの入れ物に入れて、綿棒でポンポンと叩きつけます。シリコンの入れ物も綿棒もダイソーで買ったものです。百均だと安くて手に入りやすいのが良いですね。


ということで、パステルで色を乗せた状態がこちら。チーク(頬の赤色)はまだ乗せておらず、額やあごといったシャドーが中心です。
以下のサイトを参考にしました。

FA:Gのフェイスパーツをメイクアップしてみます

これだけでもかなり変わりますね。プラスチックに血が通う、という感じでしょうか。作りながら「おおっ……」となったのでお勧めです。


髪はスミ入れをどうするかで試行錯誤をしました。最終的には凸部分に明るい同系色を乗せることにしました。パーツの色を陰にする感じです。写真だと少しわかりにくいかな、という感じですが。

襟やネームプレートはシールが準備されていますが、色を塗ったほうがきれいにできると思ったので、めんどうですが塗装をしました。塗料はいつものようにアクリルガッシュを使いました。水性なので塗料が乗りにくいのが難点ではありますが。

塗装をする際には、境目になっているところをデザインナイフなどでスジ彫りを深めにしておきます。塗料がはみ出しにくくなることと、スミ入れが楽になります。

そうは言ってもこうした部分は塗装でいるのが大変なので、シールを使います。手間と完成度のバランスを考えたら、こういうところは割り切りが必要かな?と思います。

最後につやの調整をするためにトップコートという透明なコーティング剤を吹き付けます。好みだと思いますが、自分は洋服や髪留め、ヘッドセットを光沢に。それ以外は半光沢にしました。バーチャルアイドルなので仕上げをどうするかは好みでよいのではないかなと。




という感じで完成です。
少しずつですが、完成していくのが楽しかったです。
模型の楽しみは自分で自分の好みで作れることもですが、完成するまで一体どうなるかわからない、という楽しみも大きいかなと思います。頭にある完成予想図にどこまで近づくか、近づけられるか、そんなところも楽しいですね。

あとはアップの写真をいくつか。


試したシャドーがあまり出ていませんが、実際に見ると少しわかるぐらいです。あまり派手になるよりはよかったでしょうか。あと脇がエロい。


首とツインテール以外は稼働がないため、関節部分のカーブがとてもきれいです。このキットの見どころの一つでしょう。
こうして撮ると洋服の光沢とそれ以外の艶消しがよくわかります。髪のハイライトを描くかで悩みましたが、写真で見ると描かなくても十分ハイライトが入りました。作っている最中は本当に悩みました。あと出ている肩がエロい。


ということでプラモデルのFigure-riseBust(フィギュアライズバスト)の初音ミクでした。ミクさん好きであれば手に取る価値は十分あります。自分好みのミクさんが作れるってそうそうありませんからね。