私、バイク乗りになります -01 そもそもなんでバイクなんですかという話-
随分前に無事三十路を過ぎたわけですが、一念発起してバイクの免許をとることにしました。唐突ですが。結構前から免許をとりたいと思っていて、周りにも言っていたので唐突でもないのですが。
まず現状。
今のところ公共交通機関と自転車が主な移動手段になっています。田舎だと車がないと移動が辛いのですが、そもそも車を所有して生活できるほど懐に余裕はありません。無理です。車を買ったら生活ができなくなるレベルです(車検等を分割したとして、月に3万近くの負担は死ぬ。車を維持するために仕事をするとか辛い)。
しかし、やはり色々と行きたい。写真を撮るのが好きなので色々と行きたい。しかし自転車で山越えはきついし、市電やバスだと眺めが良い所に行くと帰りの便がない。仕事ではほとんど部屋と事務所にこもりっきりなので、せめて休日ぐらい部屋でゴロゴロではなく出かけたい。
結局経済的な負担が少なめで自由に移動できる。ということで結論がバイクになりました。
さてここでバイクと言ってもいくつか選択肢が出てきます。まずは免許。
- 原付免許 50ccまで。
- 普通二輪(小型限定) 125ccまで。
- 普通二輪 400ccまで
- 大型二輪 排気量制限無し(ATは650ccまで)。
そしてそれぞれにMT(クラッチ操作あり)、AT(クラッチ操作なし)があります。ATは一部例外がありますがほぼスクータータイプです(KAWASAKIのKSR110、ホンダのスーパーカブなんかは遠心クラッチのギヤ変更ができるタイプですね)。
詳しくは以下のページを見ると良いと思います。
あと車両です。それぞれの免許で乗れる排気量の車両が変わってきます。またそれぞれの排気量によって車両価格だけではなく、税金や保険の価格、それから車検の有無も変わってきます。
色々と考えましたが自分は「小型限定AT」にしました。周りからは普通二輪がいいって!と押されましたが、小型ATにしました。
理由はいくつかあるのですが
- 仕事の合間に教習所に行くのでかける時間は少なくしたい。
→週末ぐらいしか行けないので。 - MTと比べて教習費用が安い。
→少しですが、その分をバイクなどに使いたい - 自動車はMTの免許を取ったが使っていないのでもういいや。
→諦め - 自動車重量税や保険、あと車検がない等ランニングコストが押さえられる
→それだけこまめにメンテをしないといけないのですが、それは楽しめるタイプなので良いかなと。 - 乗りたいバイクが125ccだったので小型ATでも十分
→多分これが理由の5割。
大体こんなものですね。自分としては身の丈に合った選択をしたと思っています。体格的にも、経済的にも。
小型限定で運転できる原付二種というバイクですが、原付と名のつくとおり原付です。従って自動車税も原付なので年間1600円。自賠責も原付なので2年で1万程度。そして任意保険も原付なので等級に寄りますが1年で3万程度、特約を使うともっと安くなります。車を維持できなくてもこれだったら大丈夫かなと。あとはガソリン代や整備代、オプションなどを考えるともう少しかかるかもしれませんが。
あと教習所に通って免許取得を目指すことにしました。試験場で一発で、ということもできるらしいですが、そもそも原付すらまともに運転したことがない自分ですから。あと鹿児島は試験場が帖佐という位置的に不便な所にあります。そこに何度も公共交通機関で片道1時間近くかけて行くぐらいだったら近くの教習所に行き、最後の免許書き換えだけした方が時間的にも経済的にも楽かと。
この選択がどうなるか分かりませんが、ひとまず自動車学校の入校手続きからスタートすることにします。