(´・ω・`)まったりいこうぜ

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私、バイク乗りになります -09 ケーススタディ -

 前回は路上教習でしたが、今度はケーススタディというものです。文字通り「その番目に応じて勉強する」というものです。主に事故関係ですね。

 前回に引き続き自分は助手席、担当教官はバイクに乗って教習です。運転席には別の教官が乗って運転と説明をされます。

事故の再現

 実際にぶつかったりしませんが、よくある事故の実演を見て体験しました。事故は以下の3つ。

  • 自動車が右折で反対車線のバイクが直進というケース。
     結構多いらしいです。理由は後述。
  • 信号停車中にバイクが左にいるケース。
     車は左折でバイクは直進というのがよくあるのだとか。サイドミラーの死角に入ることでバイクに気づかないことが多いらしい。現に教官の乗ったバイクは見えなかった。
     対策としてはバイク側からサイドミラーを見て、運転手の顔が見える場所で待機すること。または横にいないようにする。自衛大事。
  • 信号の無い交差点でのケース。
     バイクが車の横に刺さることが多いらしい。なにそれこわい。これも理由は後述。

速度当て

 続いて教官がバイクで目の前を走り去り、何km/hで走っているか当てるというもの。これが難しい。まずは車が走り、その後ろをバイクが走る。実際はバイクの方が早かったのだが、ぱっと見だと同じに思える。
 実はこれが先の衝突事故の原因。バイクは自動車と比べると小さいため遠くにあるように感じる。また小さいと速度が遅く見える。どちらも錯覚なのだが、運転をすると「まだ遠くにいる」「この速度だったらいける」と思ってしまうらしい。現に思ってしまったわけだが……この速度差を体感することが今回の教習の目的だったそうだ。バイクとバイクの場合も同様らしいので気をつけたいところ。ひとまず「来たら止まって待つ」で良いらしい。安全第一。

自動車用の教習コース走行

 続いて自動車用コースを走るというもの。今までは二輪専用コースを走っていたのですが、今回は教官の後に続いてだが、自動車と一緒に走ることとなった。

 怖い!

 今まで制限速度は30km/hだったのが40km/hになり、道路も広い。あと他の教習車もいるので非常に怖かった。外周などをぐるっと回ったりしてから今度は急制動の応用、制動距離についての実習をした。
 教官の後について行き、教官がブレーキをかけたら自分もブレーキをかけるという運転ではいつもしていることをバイクでしたわけだが……怖い。急制動は止まるところが分かっているのだが、今回は分からない。がちがちに緊張してタイヤをロックさせてしまった。急制動と同じ感じで良いと頭では分かっていたのだが、実際にすると難しいものだ……

 目安としては30km/hでバイク2台分。それから15mずつ増えていき、60km/hを超えると30mずつ増える感じと言われた。自動車と比べてタイヤが少ないため制動距離は長めにとっておく方が良いようだ。

 ここでケーススタディは終了。コースをそれぞれ一周して終了となった。

 苦手意識がついた一本橋だが、最初に加速して台に乗り、そこからブレーキで調整ても十分なことが分かった。タイムは大体7~8秒なのでこの調子でいけば問題無し。
 コース2を走っている途中でコースを忘れてしまったため、途中からやり直し。どうもパニックになってしまったらしい。コースは後で覚え直すことにする。

 先ほど自動車用の教習コースで40km/hを出したことで、30km/hが遅く感じ、大丈夫だとわかり、アクセルを回せるようになった。自信がついたというか、大丈夫だという安心感が持てたようだ。これならいける。