加世田市街地から川辺に行く際、「←こせ渓谷」という看板が目に入り行ってきました。
道中は案内板があるので、多分迷わないと思いますが、どちらへ行けば良いのか迷うことはありました。あと帰りは案内板がないので迷いました(´・ω・`)
大正時代にできた堰の影響で上流と下流の雰囲気が全く違いますね。
下流側は甌穴群になっています。甌穴と言えば自分の中では関之尾滝なのですが、こちらの方が規模は大きいですね(関之尾は滝も含めて良いと思うので、一概にどちらが良いとか言えませんが)。
少し先に行くと、甌穴群に下りられるところが出てきます。歩けるのは新鮮ですね。途中までは舗装されているので、結構簡単に川まで下りられます。
ここまで近く寄れます。川の流れは結構穏やかで、のんびりとするには良いところです。ただし陰がないのでかなり暑いですが。汗だくになりました。
そしてこちらは巨岩。なるほど、確かに面白い形をしていますねー。
バイクを駐めた近くにあったこの銀色の建物ですが、ボックス型の魚道です。現在二本で唯一稼働しているボックス型魚道だそうで、実はレアだったようです。
縦長の写真だと構造が分かりやすいと思います。
先ほどの堰近くに繋がっており、そこからボックス型魚道に進み、手前にある小川に繋がり、それが万之瀬川本流に繋がります。本流は堰があるので遡上できないためこうして魚道が整備されているわけですね。
ふらっと立ち寄ってみたところで、意外なものを見つけるのがツーリングのおもしろさの一つかもしれません。
ということで偶然見つけた万之瀬川にあるこせ渓谷でした。