(´・ω・`)まったりいこうぜ

まったりのんびり、色々と書いています。 http://www5.synapse.ne.jp/souki/

最近使っているボールペンの紹介

 唐突ですが、文房具が好きです。
 特にボールペンが好きで、結構色々なものをとっかえひっかえ使っています。ボールペンって安価でありながら、それぞれのメーカーが知恵や工夫を出していて、それが感じられるのが良いんですよね。

 ということで、最近よく使っているボールペンの紹介を唐突ですがしてみたいと思います。ここで簡単にまとめて、後で動画にでもしてまとめたいというのが本心です。

ボールサインiD

www.craypas.co.jp

 黒のバリエーションがなんと6色。黒に特化したボールペン。

 最近メインで使っているボールペンです。何よりも「心地よくて」「便利」です。

 黒だけで6色あるというのがまず自分にヒットしました。仕事で使う場合には黒が主になりますが、その範囲で個性を出したい、という隠れた心理に当たります。
 書き心地は少しひっかかりを感じる時があるものの、ほとんどはスムーズです。インクの乾燥もそこそこ早く、だまになるようなこともなく、書いていてストレスをかんじることがほとんどありません。書き味を簡潔に言えば「滑りすぎず、かと言ってひっかかりが強すぎないいいバランス」です。

 グリップがプラスチック製なのが個人的に最大のお勧めポイントです。ポケットに入れて黒ずんだり汚れたりしません。そのグリップは断面が単なる〇ではなく、一部が平面となっており、握りやすい形状をしています。鉛筆のように握れるボールペンです。
 クリップはシンプルな金属製ながら、インクの色と同じパーツがアクセントとして入っています。同じものを複数持っていても分かります。この部分が結構もおしゃれ感があって良いのですよ。

 特に「この用途に向いている」というボールペンではありませんが、どの用途にでも使える汎用性の高さと、どの場所でも主張しすぎないシンプルなデザインは「どのボールペンを使おうか」と迷っている人にまず買って欲しい一本です。一番使う黒のボールペンだからこそちょっとした色違いが満足感を満たしてくれます。

ブレン

www.zebra.co.jp

 ぶれないことは疲れないことだと教えてくれます。

 自分は主にアイディア出しなど、長時間使うときに使っています。名前の通り芯が「ぶれん」ので疲れにくいです。

 鉛筆で書くと疲れないのに、シャーペンやボールペンだと疲れる理由の一つは「芯がぶれること」です。鉛筆は本体と芯が一体化していますが、ボールペンは一体化できません。ボールペンで書くと疲れる原因はこのぶれにあります。

 そこを技術的に最低限にしてきたボールペンがこの「ブレン」です。名前が小林製薬並みに分かりやすい。
 内部構造や先端を工夫して徹底的にぶれをなくしており、書いてみるとぶれがないことがすぐに分かります。特に紙にペン先を付けた瞬間と直角を書く時に「おおっ」と分かります。それぐらいはっきり分かります。

 いろいろなボールペンを使っていますが、長時間使う時にはブレンを使うことが増えました。それだけぶれが疲労に繋がるんだと改めて思いました。今のところ「長文になるからブレンを使おう」と思うぐらい快適です。

 会議のメモをとったり、手紙を書いたり、手書きで書きものをする方にはぜひとも買って使って欲しいボールペンです。

ユニボールワンF

www.mpuni.co.jp

 インクが濃い。だから読みやすいんですよ。

 ホームページで繰り返し書かれていますが、このボールペンの特徴はインクの発色がとても良いことです。黒が黒、赤が赤と主張してくる。シンプルな理由だからこそ書いている文字が読みやすいです。

 この強みが発揮されるのは、ノートへの書き込みやスケジュール帳といった罫線が入っている紙に書く時です。罫線の中で文字が浮いて見えるという表現が合っているかもしれません。書いた文字が罫線に邪魔されることなく読めます。

 このユニボールワンは通常とFがありますが、個人的にはFがお勧めです。
 本体のカラーリングは珍しく淡い色で、「霜柱」など和風な名前が付けられています。大体こういう色はカタカナが多いので目につきますね。
 書き味でいうと、通常のペン先にスタビライザー機能がついていて、重心が低めで安定して書けます。この重心の低さが書き味をスムーズし、特に文字を書く際に安定します。イラストを描く際にもこの重心の低さが高価を発揮してくれます。本体が重いので最初は「書きにくいんじゃない?」と思うでしょうが、試し書きをしたら重さを感じないと思います。

 スケジュール帳やノートなど書いたものを改めて見ることが多い人向けのボールペンです。多分本に書き込んだりする際にも強みを発揮してくれるはずです。そうした意味では学生さんには向いているかもしれませんね。ノートを重要部分でアクセントとして使うといいと思います。

ジェットストリーム 3色ボールペン

www.mpuni.co.jp

 三色ボールペンなのに、黒が迷わず出せるメリット。

 ボールペンの中でも利便性が高いのは三色ボールペンです。1本で三色使えるのは本当に便利です。その利便性とトレードオフなのが「色を選ばないといけない」という手間が増えることです。特に三色だと手元を見ないと色がわかりません。
 その手間をどう減らしていくか、そのための工夫が以前からありました。よくあるのはクリップを黒に割り当てるといった方法です。しかしこのジェットストリームは「終端ノックに黒」を割り当てました。いつも押すところを押したら一番使う黒が出てくるようにして、見ないでも黒は出せるようにしたわけです。

 方法はシンプルですが、機構は結構複雑になっています。というのも、サイドのノックと後端のノックは芯の出し方が異なります(分解したら分かります)。以前からあったクリップ部分を黒に割り当てるという方法は、機構をシンプルにするためだったわけです。
 そこに颯爽と登場したこのジェットストリームはどうしているのかというと、ノックの機構を2つ突っ込んでいます。単純明快。いろいろと工夫しているところがあるでしょうに、それを単純に「黒はいつものところをノックしたら出ます」「500円です」と出してきた三菱よ……。

 終端ノックの感触は、いつものジェットストリームと比べてやや「ふんわり」といった印象です。すっと下がってふわりと着地する、そんなノックです。音も静かで、本当に芯が出てる?と気になります。サイドノックである多色部分はいつものようにロックする感覚があり、それぞれでノック機構が違うのだろうなと体感できる部分です。

 そしてこのジェットストリームはもう一つ目新しいことがあります。それが黒の芯の構造です。
 今までの芯よりも厚みを減らしたことでインクが70%も増えています。黒をよく使うのであればノックを後端にだけでなく、それだったら量も増やすね、といった気遣いを感じます。ジェットストリームという大御所で、ユーザ目線で進歩してきたからこそだなと感じます。

 このボールペンはやはり「メインは黒。だけど時々色で強調したい」「変わったボールペンを持ってみたい」というユーザ向けでしょう。多色ボールペンを今から使おうという方にまず勧めたいボールペンです。

モノグラフライト

www.tombow.com

 細い細かい字を書くことに特化した結果、こういうデザインになりましたか。

 スケジュール帳に書くのであれば、ユニボールワンが良いと上で紹介しました。しかしもう一本おすすめがあります。それがモノグラフシリーズのボールペン、モノグラフライトです。

 まず目を引くのが、MONOシリーズ特有の青・黒・白のストライプカラーのデザインです。消しゴムのカバーでおなじみですね。文房具好きとしてはこのデザインはストライクです。文房具をこのカラーリングでそろえたくなってしまいます。物欲を刺激してきますよ。

 デザインと言えば、先端のニードルが他のボールペンと比べて長いところに目がいきます。全長5.2mmと長い上に、本体の先端が絞られているのでさらに長く見えます。最初は「折れない?大丈夫?」と強度が不安になりますが、大丈夫です、折れません。この先端が細いデザインにはちゃんと意味があります。

 モノグラフライト、ボール径が0.38mmとかなり細いです。これはスケジュール帳などに細かく書くユーザの使い勝手を考えた結果です。自分のように文字が小さい人にはありがたいです。従来通りコーン型の先端だと書いている部分がとても見にくい……。そのために先端を絞り込み、ニードルを長くして、ペン先がしっかりと見えるようにしして「細かい字の書きやすさ」を実現しています。

 細かい字になるとインクのにじみが気になりますが、モノグラフライトでは油性インクを使っています。裏にじみがなく、耐水性もあるというスケジュール帳にもってこいのインクです。とことん小さい文字を書くことに特化させています。

「小さい文字を書く」ならば、このボールペンをまず使ってみてください。今までのボールペンでのぞき込んだり、力をできるだけ入れないように書いていた苦労が過去のものになります。

ジュースアップ

www.pilot.co.jp

 細さを極めた結果がこのボールペン。

 細いという話で忘れてはいけないのが、このジュースアップです。「ジュース」はパイロットの水性顔料ゲルインキボールペンです。それからワンランク上のボールペンがジュースアップです。ジュースがカジュアルだとしたら、ジュースアップはフォーマルでしょうか。

 このジュースアップ、ボール径が0.3mmと先ほどのモノグラフライトより細いです(向こうは油性、こっちはゲルなのでどっちがすごいではなくどちらもすごい)。もう一つの特徴として、0.4mmですがパステルカラーとメタリックカラーが用意されています。こちらは世界最小です。ジュースと共通しているのが色のバリエーションがとても豊富なことです。その色の中でも特筆したいものが「パステル」「白」「メタリック」です。

 公式でも紹介されていますが、パイロットは真っ黒なノート、その名も「ブラックノート」を出しています。真っ黒なノートでも問題なく書け、読めます。白のペンで書き、パステルカラーやメタリックでアクセントをつける。そんな遊び心のあふれたものが書けます。白いノートだけでなく、色紙でも問題なく発色するこのペンはアートや、少しおしゃれに決めたいという人に勧めたいですね。もちろん白のノートでの発色も優秀で、試し書きをすればその鮮やかさに目を奪われます。

 今までは事務的な使い方で評価をしてきましたが、ジュースアップについては私生活や遊び向けな用途があっている気がします。
 スクラップをして、写真などに発色と隠ぺい力を生かしたて書き込むことで、思い出をさらに彩ってくれるはずです。特にブラックノートでスクラップをすれば、おしゃれ度も上がりますし、スクラップ部分が映えますね。

 色の多さと発色、ブラックノートを使ってみたいと思った方に勧めたいボールペンです。

最後に

 ということで、自分が今のところメインで使っているボールペンの紹介でした。
 本当であれば1種類にまとめた方が絶対に良いと思うのですが、どうしてもいろいろと買ってしまって「このボールペンはこの使い方が合っている」と気付いた時の楽しさにはまってどんどん増えています。

 今度はボールペンに限らず、いろいろな文房具を紹介してみたいですねー。