随分前にTwitterで森田アルミ工業さんがルーケスくんというマスコット(?)のフィギュアをフォロワーさんへのプレゼントとして作っていまして。ただし、全力を出した結果､会社用のがないというオチだったようですが。
そんなやり取りの中で「爪楊枝で……」という感じのネタ振りをされたので、やってみました。あれです、以前セガのアカウントから無茶振りをされたことを思い出しますね。
ということで写真などを入れながら解説をー。
まずは完成品の写真を。
よく拡大だけだと大きさが良く分からないということだったので広角の画像を撮ってみました。周りにあるのは作る時に使った道具の一部です。あと一円玉。そろそろ綺麗な1円玉が欲しいのですが、なかなか流通していないようで(あとアルミなので傷がつきやすいのかもしれないですね)。
変わって拡大。広角と拡大を並べると自分でも違和感があります。特に遠近法とか使っていないのですが……
いつも1円玉との比較ばかりなので、今回は鋼尺を並べて撮りました。これで具体的なサイズが分かると良いなと。ということで試しに並べた結果、鋼尺があまりにも汚いことが分かりました(´･ω･`)
大体3mmと、体型にしては結構大きめになったと思います。もう少し小さくできたかなと反省です。あまり小さくしても今度は写真を撮ったり、肉眼での確認が難しいのでこれぐらいが良いかもしれないですね。ということにしておきます。
先日ブロマガでも紹介しましたが、今回から日本橋にある爪楊枝専門店「さるや」さんの爪楊枝を使っています。信じられるかい、これで1000円近くするんだぜ(震え声)。
なぜか仕事をしている会社から送られてきたので、使わないわけにはいきませんからね。削り心地などについては前述のブロマガを参照のことで。
と、爪楊枝が新しくなったどころか別物になった結果､こういう無理ができるようになりました。今まで使っていたものは白樺だったのですが、今回から使っているクロモジの若木は繊維が細く粘りがあるためこうした無理ができるようになりました。材料の選択は大事ですね。本当にしみじみと思いました……
股下は大体0.8mm、脚の太さは大体0.5mm程度となりました。ここまで小さいことは初めてしたので少し妥協しました(´･ω･)ごめんなさい。精進します。
恐らく慣れたらもっと細かいことができそうです。楽しみです。
その他の裏話をちょっと。
まず写真や動画を投稿する前に一度森田アルミ工業の中の人にお伺いを立てました。作ってとぼかして言われたものの企業のマスコットですので、版権は向こうにあります。あとこれで企業イメージを損なうと判断されれば色々と危ない話ですので(´･ω･)
結果はOKでした。ということでちょっと話をしてから投稿をした次第です。できたら作る前にーと思ったのですが、完成するか分からないのが自分のダメなところなので、作った後公開する前に確認をしました。現在二次創作はグレーゾーンですからね。
ありがたいことに森田アルミ工業さんのFacebookページでも紹介して頂きました。ありがたやー。
ということで久しぶりに爪楊枝細工を投稿しました。
先月も何か投稿できたらと思ったのですが、プライベートでドタバタしてしまったこともあり作れませんでした。ちょっとした禁断症状も出たので(爪楊枝を眺めながら「何か作れるかなぁ」と考えたり)、今度からは定期的に作りたいですね。
