(´・ω・`)まったりいこうぜ

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『川内原子力発電所展示館』に行ってきました(中編)


ブロマガでは展示内容を少し細かく紹介しようと思います。動画は車載メインでしたからね。

動画でも紹介したパンフレットです。夜戦バカのおかげで「川内」という難読地名が難読ではなくなったのは鹿児島県民として嬉しいですね。俺、川内のフィギュアを買ったらまた川内に来るんだ……

順路としてはまず2階へ進みます。原子力発電所の模型があるのですが、防犯上の理由などから撮影ができませんでした。今は衛星写真などがあるのである程度は予測ができると思うのですが、やはりダメなものはダメらしいですね。
代わりというわけではありませんが、実際の原子力発電所が見えます。思ったよりこじんまりとしていました。そんなに色々と乱立しているような施設ではありませんからね。テレビではよく見ていた映像ですが、実際に見ると「こんなものかー」という感想でした。

当たり前のように設置してある放射線モニターです。これが正しいとは限りませんが、こういうところでも測定はしているんですね。下にあるテプラはどうにかならなかったのかと。

こちらは常設展示ですが、追加で置かれた資料です。東日本大震災で発生した福島の事故からどういう対策をしているかの説明です。テレビや新聞で報道されていた内容と比べると格段に情報が多く、具体的にどういう対策をしているのか写真入りで解説がありました。
これで安心、というわけにはいきませんが、少なくともこうして情報を開示しているのであれば見ておくことは大事かなとは思っています。





展示館の目玉、実物大の格納容器模型……までの遮蔽壁です。実際のものと同じとのことですが、意外とコンパクトだと感じました。コンクリの壁は分厚いのですが、歩いて行ける距離なんだーと。


 


そしてこれが原子炉格納容器の実物大模型です。数字で言われるより実物を見た方が「ほうー」と思いますね。あと金属管がとてもいい。綺麗ですよね。
下にあるボタンを押すと該当する部分が分かるようになっています。ただし、ここだけではそれが一体何の役割をしているのかわかりにくいわけですが……

こうした立体模型で知識を深められるようになっています。よく「一次冷却水」「二次冷却水」と聞きますが一体どこかどうなっているのか今までよく分かっていませんでした。しかしこうして図になると分かりますね(上の写真にある赤色が一次冷却水。黄色と橙色が二次冷却水)。


核分裂 ウラン鉱石をつかんでみよう』

二度見しましたね、はい。
どういうものかと言えば、中に立体的に見える動画(ホログラム的な)に触れてみようというものでした。実物かと思いましたが、良かった良かった。


恐らくよく聞かれたであろう、チェルノブイリと比較もありました。
同じ核分裂反応を利用している発電ですが、作りは随分と異なるんですね。日本の原子力発電所は加圧水型のようですね。




地下には休憩スペースがあるのですが、なぜか3Dのシューティングゲームがありました。なぜ。しかし故障中とのことでプレイはできませんでした……残念。
写真を撮り忘れましたが、ここにはハンドルを回して発電量を競う「人力発電綱引きゲーム」「原子力クイズ」というものもありました。人がいないので、のんびりと休憩するには良いスペースですね。


ということで展示館でした。
これでも紹介できた部分は一部です。原子力以外にも自然エネルギーを使った発電について説明があったりと、原子力以外の発電に関して触れている部分も多く、本当に勉強になりました。
確かに少し遠いですが、ドライブがてらいかがでしょうか。


おまけ。
行った時はちょうど梅雨に入る前で、駐車場近くの休憩所には紫陽花が綺麗に咲いていました。