(´・ω・`)まったりいこうぜ

まったりのんびり、色々と書いています。 http://www5.synapse.ne.jp/souki/

久しぶりにゲーム実況動画を作りました

www.nicovideo.jp

 MS投稿祭は今年からゲーム部門ができたので、初めて参加しました。またDiRT Rally2.0は自分を含めて3名参加でさすがの知名度ですね。

 いつも作っている車載動画と違う点がいくつかあり、振り返ってまとめておくことが今後のためになるのではないかと思ったのでブログにまとめることにしました。言語化というか、外部に出力するのは大事ですね。

プレイ・編集環境

 PCはドスパラで買ったPCです。それにSSD、HDD、メモリを増設しています(SSDは512GBと1TB。メモリは32GBまで増やしました)。特にゲームをプレイするのであれば、インストールディスクはSSDにした方が良いですね。かなり快適になりました。

 コントローラーはホリのホリパッド for Nintendo Switchです。Switchと兼用しています。

hori.jp

 ゲームはSteamをインストールして、DiRT Rally 2.0をプレイしています。SteamだとSwitchのコントローラーを使う設定があるので助かります。

 録画は、WIndowsについているキャプチャ機能を使いました。

support.microsoft.com

 PCゲームはキャプチャボードが不要で録画ができてありがたいです。画質も必要十分で、ビットレートも動画に使うのであればこちらも十分です。WIndowsの純正ソフトでこれだけのことができるので、ゲーム実況のハードルがかなり下がりました。

 動画の編集は、車載動画と同じくVegas Pro 19を使っています。編集で時々フリーズしたりしますが、全体的に動作が軽く、レンダリングも意外と早いので気に入っています。

www.sourcenext.com

動画のコンセプト、目的

 ただプレイする動画を流すだけでは面白くないので、ちゃんと目的を持とうというのは最初から決めていました。車載動画でもそうですが、主軸をしっかりと決めておくことで編集の負担が思った以上に軽くなります。

 今回は「下手でも楽しめていることを伝える」「新規ユーザを増やしたい」を主軸にしました。

 では下手でも楽しめていることを伝えるには具体的にどうしたらよいかという所を詰めます。自分はアナログで書くのが好きなので、メモ帳にばーっとこんな感じで書いて熊停めました。字が汚いのはご愛敬で。

 

  •  新規ユーザを増やす
    • コントローラーでもできる。
      →ハンコンにも触れる。
    • ラリーとはどういうものか説明をする。
      →ペースノート、コドライバーの説明は入れる。
  • 下手でも楽しめる
    • 気軽に楽しめるタイムアタックをプレイ。
      →ラリーかラリークロスのどちらかにする。
    • 失敗したシーンを入れる。
      →失敗しても笑えるようにする。
  • 動画の構成
    • 六花ちゃんの実況スタイル。
      →今までは乗っているという感じだったが、今回はゲーム実況スタイル。
    • マキさんはコドライバー扱い。
    • 画面はよくあるゲーム実況スタイルにしてみる。

 動画の編集前に、ある程度ここまではまとめておきました。
 なおゲームのプレイは3つぐらい収録し、その中で上の内容が満たせる(取り上げたいミスがあるものとか)動画を使うことにしました。

動画の構成

 今まで六花ちゃんとマキさんで作ったDiRT Rally シリーズは「実際に乗って運転している」という体で作りました。今回はゲーム実況部門での参加ということで、六花ちゃんが実況をするスタイルに変更しました。

画面構成について

 これに合わせて、画面構成を車載動画から若干変更することにしました。上のメモの右下にあたります。

 ゲーム実況なので、画面を見ている感じにしたかったので、ゲーム画面を窓のようにしました。よく実況動画で見るスタイルです。一度こういうのをやってみたかったんですよね。

 それと立ち絵を作り直しました。厳密には車載動画で使っているつづみちゃんの立ち絵をベースにして描きました。頭の上に乗っているマキさんも同じく描きました。かわいくできたと思っています。

 当初はマキさんを使う予定はありませんでした。

 しかしコドライバーの指示を説明する際に、どうしても英語を喋らせる必要があります。最初は六花ちゃんに読み上げをと思っていたのですが、何度か試したもののうまくできず。そこで英語版のマキさんを使うことにしました。

 元々マキさんにしゃべらせる予定はなかったので(車載動画での鳥と同じ予定だった)、編集の途中で急遽変更を入れた部分です。持ってて良かった、英語版。

 

 あと元々の動画はアスペクト比が横長だったので、16:9にトリミングをしました。

 そしてメーターの位置がゲームでは右下ですが、動画では左下に移動しました。上記のようにトリミングをしたことでメーターがトリミングの範囲外になったこと。またトリミングをしないでもキャラとかぶってしまうのでメーターが見えないことが理由です。
 当初は面倒だったので、メーターはなくても良いかなと思っていました。ただモータースポーツであればスピードが分かる方が良いだろうと思い、メーターを出すことにしました。

 Vegasでの編集方法ですが、ゲーム画面のレイヤーをコピーし、メーターが表示されているシーンだけトリミングします(ゲームのメイン画面の上に、メーター用の動画レイヤーが来るイメージ)。
 そしてメーターの部分に円形のマスクをかけます。これでメーターだけが表示されるようになります。マスクをかけた部分をピクチャインピクチャで移動させて完成です。違和感ができるだけなくなるように、輪郭に弱いぼかしをかけています。

 シンプルないつもの車載動画と比べて、画面の構成には時間を使いました。これで得たスキルも多いので、少し成長したと思いたいです。

セリフについて

 いつものことですが、セリフの作成に時間がかかりました。特に実況プレイなので「できるだけしゃべる」必要性があることが大変でした。

 自分のスタイルは「セリフを作る→音声を作る→動画に入れる」なので、話をしていない間ができる可能性がとても高いです。少し話がずれますが、車載動画で時々キャラの左側に小さい字幕が出ているのは、その間を埋めるためです。

 今回は「セリフを複数回に分けて作る」方法にしました。

 まず1回目は「これは絶対に入れたい」とセリフを中心に作りました。
 具体的には最初の説明部分(タイムトライアル、車両の説明)、ペースノートの読み上げ、衝突したシーンのセリフをまず作りました。その後、動画を見ながら間にセリフを挿入して第一段階が終了です。

 これから字幕、音声を出力して動画に挿入します。

 CeVIOは字幕をSRTファイルで出力でき、VegasはSRTファイルを入力できるのでそれぞれの機能を活用しています。これができたことで、字幕テキストの長さを調整しないでよくなって手間がとても減りました。ありがたい。

 1回目のセリフが大体4分30秒ほどで、動画の長さが9分なので半分程度を入れたことになります。セリフを動画のタイムラインに並べて、空いているシーンを確認し、2度目のセリフ作成をします。

 面倒に感じますが、最低限必要なシーンのセリフは絶対に入れられるのでこの方法をとりました。セリフを動画に同時に入れられたらこんな手間はかからないのでしょうけどねー。できることでやりくりをしていくしかないかなと思っています。

 黄色の部分が六花ちゃんのセリフ部分です。割と良い感じにセリフがぎっしりと入りました。
 と言いたいですが、作りすぎた部分をカットしたりと微調整はしました。

終わりに

 車載動画のノウハウやテンプレートを流用しながら、ゲーム実況を作ってみるというチャレンジでした。今回は正直、編集にとても時間がかかりました。一番時間がかかったのは、セリフ作りでした。ここまでぎっしりと話を入れることは少ないので……。

 MS投稿祭も無事に閉幕したようで、投稿された動画をのんびりと見ていきたいと思います。まずはゲームプレイ動画部門からですねー。主催のyossyさん、お疲れさまでした。

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万年筆「CURIDAS(キュリダス)」を買っちゃいました

 以前から欲しいと思っていた万年筆「CURIDAS」を買っちゃいました。
 買っちゃいましたという表現が一番しっくりきます。

  • しんぷく(文房具屋さん)に行く。
  • 店頭で試し書きができた。
  • 書いてしまった(しまった)。
  • 店頭にある分だけだと言われた。
  • ついでに3割引の対象だった。

 30分ぐらい迷った挙句、買いました。こういうのは勢いが大事ですね。

どういう万年筆なの

 どういう万年筆かは公式ページや、文具王の動画をご覧ください。一番早い。

www.platinum-pen.co.jp

www.youtube.com

 端的に言うと「ノック式の万年筆」です。
 ギミックが内蔵されているものが好きという性格と、あとはキャップをよく紛失するのでキャップレスのペンが欲しかったというのが理由です。万年筆はキャップを紛失するのは致命傷なので……。

 同じくノック式では「キャップレス」があるのですが、価格が安いこともポイント高めでした。あとはプラチナのペンが好きなのです(´ω`) 

書いてみた感じ

 まずメインで使っている万年筆が「プレピー」である前提ですが……。

www.platinum-pen.co.jp

 ノック式ということもあり、重量があります。重さがあるので、長時間使うと少し疲れそうです。ただ、書き味はすらすらーとしている感じなので、バランスは良いかなと思いました。

 自分が買ったものは細字(F)なので、こんな感じの文字が書けます。イラストもさくさくと描けます。

 今まではプレピーが主体でしたが、今後はキュリダスと併用していくことになりそうです。またアナログで描く楽しみができましたヾ(*´∀`*)ノ

 そのうち使用感について書ければいいなぁと思っています。

最近使っているボールペンの紹介

 唐突ですが、文房具が好きです。
 特にボールペンが好きで、結構色々なものをとっかえひっかえ使っています。ボールペンって安価でありながら、それぞれのメーカーが知恵や工夫を出していて、それが感じられるのが良いんですよね。

 ということで、最近よく使っているボールペンの紹介を唐突ですがしてみたいと思います。ここで簡単にまとめて、後で動画にでもしてまとめたいというのが本心です。

ボールサインiD

www.craypas.co.jp

 黒のバリエーションがなんと6色。黒に特化したボールペン。

 最近メインで使っているボールペンです。何よりも「心地よくて」「便利」です。

 黒だけで6色あるというのがまず自分にヒットしました。仕事で使う場合には黒が主になりますが、その範囲で個性を出したい、という隠れた心理に当たります。
 書き心地は少しひっかかりを感じる時があるものの、ほとんどはスムーズです。インクの乾燥もそこそこ早く、だまになるようなこともなく、書いていてストレスをかんじることがほとんどありません。書き味を簡潔に言えば「滑りすぎず、かと言ってひっかかりが強すぎないいいバランス」です。

 グリップがプラスチック製なのが個人的に最大のお勧めポイントです。ポケットに入れて黒ずんだり汚れたりしません。そのグリップは断面が単なる〇ではなく、一部が平面となっており、握りやすい形状をしています。鉛筆のように握れるボールペンです。
 クリップはシンプルな金属製ながら、インクの色と同じパーツがアクセントとして入っています。同じものを複数持っていても分かります。この部分が結構もおしゃれ感があって良いのですよ。

 特に「この用途に向いている」というボールペンではありませんが、どの用途にでも使える汎用性の高さと、どの場所でも主張しすぎないシンプルなデザインは「どのボールペンを使おうか」と迷っている人にまず買って欲しい一本です。一番使う黒のボールペンだからこそちょっとした色違いが満足感を満たしてくれます。

ブレン

www.zebra.co.jp

 ぶれないことは疲れないことだと教えてくれます。

 自分は主にアイディア出しなど、長時間使うときに使っています。名前の通り芯が「ぶれん」ので疲れにくいです。

 鉛筆で書くと疲れないのに、シャーペンやボールペンだと疲れる理由の一つは「芯がぶれること」です。鉛筆は本体と芯が一体化していますが、ボールペンは一体化できません。ボールペンで書くと疲れる原因はこのぶれにあります。

 そこを技術的に最低限にしてきたボールペンがこの「ブレン」です。名前が小林製薬並みに分かりやすい。
 内部構造や先端を工夫して徹底的にぶれをなくしており、書いてみるとぶれがないことがすぐに分かります。特に紙にペン先を付けた瞬間と直角を書く時に「おおっ」と分かります。それぐらいはっきり分かります。

 いろいろなボールペンを使っていますが、長時間使う時にはブレンを使うことが増えました。それだけぶれが疲労に繋がるんだと改めて思いました。今のところ「長文になるからブレンを使おう」と思うぐらい快適です。

 会議のメモをとったり、手紙を書いたり、手書きで書きものをする方にはぜひとも買って使って欲しいボールペンです。

ユニボールワンF

www.mpuni.co.jp

 インクが濃い。だから読みやすいんですよ。

 ホームページで繰り返し書かれていますが、このボールペンの特徴はインクの発色がとても良いことです。黒が黒、赤が赤と主張してくる。シンプルな理由だからこそ書いている文字が読みやすいです。

 この強みが発揮されるのは、ノートへの書き込みやスケジュール帳といった罫線が入っている紙に書く時です。罫線の中で文字が浮いて見えるという表現が合っているかもしれません。書いた文字が罫線に邪魔されることなく読めます。

 このユニボールワンは通常とFがありますが、個人的にはFがお勧めです。
 本体のカラーリングは珍しく淡い色で、「霜柱」など和風な名前が付けられています。大体こういう色はカタカナが多いので目につきますね。
 書き味でいうと、通常のペン先にスタビライザー機能がついていて、重心が低めで安定して書けます。この重心の低さが書き味をスムーズし、特に文字を書く際に安定します。イラストを描く際にもこの重心の低さが高価を発揮してくれます。本体が重いので最初は「書きにくいんじゃない?」と思うでしょうが、試し書きをしたら重さを感じないと思います。

 スケジュール帳やノートなど書いたものを改めて見ることが多い人向けのボールペンです。多分本に書き込んだりする際にも強みを発揮してくれるはずです。そうした意味では学生さんには向いているかもしれませんね。ノートを重要部分でアクセントとして使うといいと思います。

ジェットストリーム 3色ボールペン

www.mpuni.co.jp

 三色ボールペンなのに、黒が迷わず出せるメリット。

 ボールペンの中でも利便性が高いのは三色ボールペンです。1本で三色使えるのは本当に便利です。その利便性とトレードオフなのが「色を選ばないといけない」という手間が増えることです。特に三色だと手元を見ないと色がわかりません。
 その手間をどう減らしていくか、そのための工夫が以前からありました。よくあるのはクリップを黒に割り当てるといった方法です。しかしこのジェットストリームは「終端ノックに黒」を割り当てました。いつも押すところを押したら一番使う黒が出てくるようにして、見ないでも黒は出せるようにしたわけです。

 方法はシンプルですが、機構は結構複雑になっています。というのも、サイドのノックと後端のノックは芯の出し方が異なります(分解したら分かります)。以前からあったクリップ部分を黒に割り当てるという方法は、機構をシンプルにするためだったわけです。
 そこに颯爽と登場したこのジェットストリームはどうしているのかというと、ノックの機構を2つ突っ込んでいます。単純明快。いろいろと工夫しているところがあるでしょうに、それを単純に「黒はいつものところをノックしたら出ます」「500円です」と出してきた三菱よ……。

 終端ノックの感触は、いつものジェットストリームと比べてやや「ふんわり」といった印象です。すっと下がってふわりと着地する、そんなノックです。音も静かで、本当に芯が出てる?と気になります。サイドノックである多色部分はいつものようにロックする感覚があり、それぞれでノック機構が違うのだろうなと体感できる部分です。

 そしてこのジェットストリームはもう一つ目新しいことがあります。それが黒の芯の構造です。
 今までの芯よりも厚みを減らしたことでインクが70%も増えています。黒をよく使うのであればノックを後端にだけでなく、それだったら量も増やすね、といった気遣いを感じます。ジェットストリームという大御所で、ユーザ目線で進歩してきたからこそだなと感じます。

 このボールペンはやはり「メインは黒。だけど時々色で強調したい」「変わったボールペンを持ってみたい」というユーザ向けでしょう。多色ボールペンを今から使おうという方にまず勧めたいボールペンです。

モノグラフライト

www.tombow.com

 細い細かい字を書くことに特化した結果、こういうデザインになりましたか。

 スケジュール帳に書くのであれば、ユニボールワンが良いと上で紹介しました。しかしもう一本おすすめがあります。それがモノグラフシリーズのボールペン、モノグラフライトです。

 まず目を引くのが、MONOシリーズ特有の青・黒・白のストライプカラーのデザインです。消しゴムのカバーでおなじみですね。文房具好きとしてはこのデザインはストライクです。文房具をこのカラーリングでそろえたくなってしまいます。物欲を刺激してきますよ。

 デザインと言えば、先端のニードルが他のボールペンと比べて長いところに目がいきます。全長5.2mmと長い上に、本体の先端が絞られているのでさらに長く見えます。最初は「折れない?大丈夫?」と強度が不安になりますが、大丈夫です、折れません。この先端が細いデザインにはちゃんと意味があります。

 モノグラフライト、ボール径が0.38mmとかなり細いです。これはスケジュール帳などに細かく書くユーザの使い勝手を考えた結果です。自分のように文字が小さい人にはありがたいです。従来通りコーン型の先端だと書いている部分がとても見にくい……。そのために先端を絞り込み、ニードルを長くして、ペン先がしっかりと見えるようにしして「細かい字の書きやすさ」を実現しています。

 細かい字になるとインクのにじみが気になりますが、モノグラフライトでは油性インクを使っています。裏にじみがなく、耐水性もあるというスケジュール帳にもってこいのインクです。とことん小さい文字を書くことに特化させています。

「小さい文字を書く」ならば、このボールペンをまず使ってみてください。今までのボールペンでのぞき込んだり、力をできるだけ入れないように書いていた苦労が過去のものになります。

ジュースアップ

www.pilot.co.jp

 細さを極めた結果がこのボールペン。

 細いという話で忘れてはいけないのが、このジュースアップです。「ジュース」はパイロットの水性顔料ゲルインキボールペンです。それからワンランク上のボールペンがジュースアップです。ジュースがカジュアルだとしたら、ジュースアップはフォーマルでしょうか。

 このジュースアップ、ボール径が0.3mmと先ほどのモノグラフライトより細いです(向こうは油性、こっちはゲルなのでどっちがすごいではなくどちらもすごい)。もう一つの特徴として、0.4mmですがパステルカラーとメタリックカラーが用意されています。こちらは世界最小です。ジュースと共通しているのが色のバリエーションがとても豊富なことです。その色の中でも特筆したいものが「パステル」「白」「メタリック」です。

 公式でも紹介されていますが、パイロットは真っ黒なノート、その名も「ブラックノート」を出しています。真っ黒なノートでも問題なく書け、読めます。白のペンで書き、パステルカラーやメタリックでアクセントをつける。そんな遊び心のあふれたものが書けます。白いノートだけでなく、色紙でも問題なく発色するこのペンはアートや、少しおしゃれに決めたいという人に勧めたいですね。もちろん白のノートでの発色も優秀で、試し書きをすればその鮮やかさに目を奪われます。

 今までは事務的な使い方で評価をしてきましたが、ジュースアップについては私生活や遊び向けな用途があっている気がします。
 スクラップをして、写真などに発色と隠ぺい力を生かしたて書き込むことで、思い出をさらに彩ってくれるはずです。特にブラックノートでスクラップをすれば、おしゃれ度も上がりますし、スクラップ部分が映えますね。

 色の多さと発色、ブラックノートを使ってみたいと思った方に勧めたいボールペンです。

最後に

 ということで、自分が今のところメインで使っているボールペンの紹介でした。
 本当であれば1種類にまとめた方が絶対に良いと思うのですが、どうしてもいろいろと買ってしまって「このボールペンはこの使い方が合っている」と気付いた時の楽しさにはまってどんどん増えています。

 今度はボールペンに限らず、いろいろな文房具を紹介してみたいですねー。

「酒と鬼は二合まで」を読むとお酒が飲みたくなりますね

 

 1巻を読んで、最新巻まで一気に買ってしまいました。

あらすじ

ぼっちJD、ギャルに酒をつくる。

「ナオリ、あたしの飼い主(バーテンダー)になってよ。」祖父に憧れて、バーテンダーを志す大学生、ナオリ。いつかは自分の店を…と考えるも、自宅に呼ぶような友人もおらず、ひとり楽しくもどこか寂しくカクテルを作る日々を過ごしていた。そんな彼女は半ば強引に誘われた飲み会で、自分と正反対のキラキラしたギャル、ひなたに出会う。お酒が飲めないという彼女には、ひとには絶対に言えない、重大な秘密があって…!?

 この漫画のタイトルに「酒」とあるように、酒が話の中核となっています。酒にもいろいろとありますが、この作品でのお酒は「カクテル」です。お酒などを回したり、振ったりして混ぜるあれです。

キャラクターについて

 一人でカクテルを作っていたナオリが、ふとしたきっかけで出会ったひなたの専属バーテンダーになり、そしてナオリの家に押しかけてきて同居生活がスタートします。百合ですね、自分大好きです。

 あらすじでは「重大な秘密が」とありますが、タイトルでわかる通りひなたは「鬼」です。鬼の中でも「酒呑童子」と呼ばれる鬼の末裔です。そしてその末裔であるひなたたちは「人間からもてなされた酒しか飲めない」という呪いをかけられています。酒でしか空腹を満たさせないのに、です。そして酒を飲むと本来の姿に戻ります。わかりやすく言うと角が生えます、にょっきりと。

1巻45ページ。枠をぶち抜くぐらいにょきっと。

 そんな酒呑童子の末裔であるひなたは人間の中で、人として生活を楽しむことを選んで実家から出ました。そんな人間社会の生活には酒がかかわってきます。一つがナオリとの出会いである大学の飲み会です。
 飲みたいという欲と、飲んでしまうと角が生え、人間でないことがばれて生活ができなくなる……。そんなピンチの時に代わりに酒を飲んだのがナオリでした。

1巻25ページ 数少ないナオリのかっこいいシーン。

 そんなひなたのピンチをバシッと救ってくれたナオリですが、基本的にはボッチの陰キャです。一人でカクテルを作って、写真に撮って、一人で飲むという女の子です。寂しい。
 ぐいぐいと押してくるひなたに押されるだけでなく、ここぞというと時には覚悟を決める芯の強いキャラです。自分に自信がないからこそ人のために覚悟を決められるとも言えるかもしれません。そして酒が好きで、おじいちゃんにあこがれているからこそ、酒が関わるときには覚悟をしっかりと決めます。ひなたがバーテンダーにと選んだ理由はそんなところに惹かれたからでしょう。

 1巻ではナオリとひなたが主軸となり話が展開しますが、2巻以降(厳密には1巻の最終話からなんですけど)は少しずつキャラが増えていきます。人間陣営も鬼陣営も。

 他のキャラクターは二人からすると確かにサブキャラなのですが、それぞれが良いキャラをしています。何よりも面白いと感じたのは「人間と鬼の差異が出てくるのに、その溝が次第に小さく感じる」という違和です。
 何を言っているんだとなりますが、本当にそうなんです。朝食だけでも、人はご飯、鬼は酒と違います。それが次第に当たり前となり、他の鬼が出てきても「鬼だから酒を飲むよね」となります。最初は違和感しかなかった部分も次第に日常のように感じてきます。その話の作り方が上手いなぁと思うのです。

カクテルがテーマ

 前述の通り、この漫画は「カクテル」がテーマです。
 カクテルは様々なお酒だけでなく、果物を絞ったり、ハーブを入れたり、ノンアルコールのものを混ぜたりと種類が豊富です。作中ではナオリが様々なカクテルをひなたたちに提供します。

1巻63ページ。朝から酒を飲み、うんちくを語る。

 毎回何かしらのカクテルが紹介され、そのシーンに合わせたものが出てくるので「そんなカクテルがあるのか」「それもカクテルなんだ」と感心してしまいます。そしてどんな色なんだろうと気になって調べながら読んでしまいました。

 そんなカクテルですが、作り方はかなり強引なものです。
 ご存じの方も多いと思いますが、バーテンダーはシェイカーを振って本来混ざらないであろうものを強引に混ぜます。ナオリのおじいちゃんはそれを「強引だけど素敵な魔法」と言っています。

1巻37ページ。おじいちゃんの言葉。

 この言葉は「人間と鬼」という本来混ざるはずがないものが、周りに振り回され、振り回してどんどん混ざっていくストーリーとも重なっているように思えます。キャラクターのところで書きましたが、最初は違和感がある異物が、カクテルのように色々なことがあって振り回され、色々な人や人以外のものが入ってきてさらに混ぜられて、そうして次第に変わっていく。そうした話の流れがカクテルに重なって感じられるのです。

 1話ごとに振られて、混ぜられていく二人の生活。そしてそこに入ってくる友人や家族たち……。最後にはどんな味になるのかが楽しみな漫画です。

DKKKツーリングに参加しました

 kuwaさん主催の「DKKK(どこここ)ツーリング」に参加しました。

 どういう動画かというのはこちらの告知動画を参照で。

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九州組の動画

www.nicovideo.jp

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DKKKツーリングはどういうもの

 告知動画を見たらわかりますが、文章に書くとこんな感じの企画です。

  1. 出題者がツーリングに行き、2枚写真を撮る。
  2. 写真には自撮りを入れる(MMD、イラストなどでも可能)。
  3. 解答者は写真を見て場所を特定する。
  4. 解答者がツーリングをして、2枚の写真を再現する。
  5. 同日に出題者と解答者が動画を投稿する。

 という企画です。
 自分は距離が走れないので(原付二種だと高速道路が使用できないため)、出題者となりました。さすがに原付二種で九州圏内の移動はきついですよ。

参加するきっかけ

 主催のkuwaさんから参加しませんか?と連絡がありました。
 というか、自分はこういう企画ものに誘われることがなかったことや、kwsnさんと辛みがあったことからの選定だったようです。いやー、動画の企画に参加は実質初めてだったので嬉しかったです。

 なお、相方は自分が車載動画をするきっかけになった神無月さんとのことで「これはやるしかない」と即OKでした。

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行った場所

goo.gl

goo.gl

 めっちゃ近い2か所です。

 近かった理由なのですが、神無月さんがそもそも熊本から来られるので無駄に走らせるのはなぁと思ったことが理由です。

 八房神社は大きな虎がいることも理由ですが、健康祈願も兼ねてでした。まさか動画でそこに触れて頂けるとは思わずでびっくりしました。この大虎は以前走っている途中で見かけて「なんだこれ」と思い、いつか行こうと思っていた場所だったので、こういう企画にはちょうど良いかなと。

 シラス壁は以前から行きたいと思っていたのですが、行く機会が無かったので今回折角なので行くことにしました。八房神社にも近かったので、これはちょうど良いかなと。

 本当であれば、大隅半島側も入れたりとかを考えていたのですが……ちょうどその時期ぐらいにうつ病を再発し、長時間の運転にドクターストップがかかったためできませんでした。次回があるならば、万全の状態で挑みたいですね。行きたいところはたくさんあるので。

難易度は低かったかも

 生放送で神無月さんとお話をしたのですが、難易度はやはり低かったようです。どちらも文字情報が入っていたので、それが難易度を下げたことにつながったようです。あまり悩ませるのもなぁと思っていましたし、初回でもありましたから難易度は低めでよかったかもしれません。

 逆にかめぞうさんとkuwaさんのペアは文字情報なしだったので大変だったみたいですね。今度出題側になるのであれば、文字情報なしの場所を1カ所入れてもよいかもしれません。回答者側だったら文字を入れてくださいと言いたいですがw

自撮りはイラストで

 ほかの方もされるのかなと思ったのですが、最終的には自分だけでしたね。意外でした。
 イラストにかけた時間は1枚に2時間程度でした。自分の中では結構時間をかけた方でした。

 虎の方はつづみちゃんに耳をつけてもらうことで、神無月さんのマキさんにも耳をつけてもらう魂胆でした。無事につけていただけて満足です。視聴者サービスにもつながったのではないでしょうか。神無月さんの動画で「かわいい」というコメントが多かったので、出題者として満足です。

 坂の方はつづみちゃんらしく、カメラを見てというシーンにしました。
 動画中で「カメラの準備をしてー」というセリフを入れたのは、このイラストのためです。

動画の編集について

 動画を作った時の裏話でも。

タイトルや中身は極力いつも通りに

 動画の雰囲気は極力いつも通りになるように心がけました。イベントだからと力を入れすぎてしまっては空回りしますし。
 あとは自分の動画はあくまでも「鹿児島の紹介」であるので、そこは絶対にぶれたらいけないだろう、という意思の下で作りました。タイトルがいつもと変わらないのはそのためです。色々と考えましたが「いつも通り」からぶれると自分の動画らしくないだろうと。

 ただし、企画はお祭りごと。だからこそ許されることもあるだろうというのでいくつかですが新しい試みもしました。

新しい立ち絵…?

 説明のシーンや、やり取りをするシーンではいつもの立ち絵ではなく新しく描いた立ち絵を作りました。
 最初はいつもの立ち絵を使いましたが変えました。「どちらもスマホを見ながらしているシーンだな」と気づき、それであればイラストの練習もかねて新しいイラストを描いた方が良いのではないか、と考えました。1時間ほどでさくっと描いて、口の差分だけ作りました。自画自賛ですが、かわいくできたと思います。

実は3つのプロジェクト

 動画の編集方法についてです。
 今回はプロジェクトを3つ組み合わせています。冒頭のDKKKツーリング説明、LINE風のやり取りの2シーン―つまりは上で書いた立ち絵の部分―は別のプロジェクトで作りました。いつもは1つのプロジェクトで作っているので、イレギュラーな作り方です。
 動画編集で使っているVegas proは別に作ったプロジェクトファイルを挿入できる機能があると知っていたのですが、使ったのは初めてです。

 裏話をすると「解答」が「回答」となっていたり、立ち絵を変更したりと編集後半で編集することが多かったので別のプロジェクトにして正解でした。

 あとは別のプロジェクトにすることで、本編プロジェクトのレイヤー数が増えないことがとてもメリットになりました。1つのプロジェクトで作っていたらレイヤー数が倍以上になったでしょうから。

 こういう編集面で「これは便利だ」と気づけたのはいつもと違う演出をしたからですね。

説明部分はスライドで作成

 DKKKツーリングの説明をする部分はGoogleドキュメントのスライドで作成しました。Vegasで作るよりも、スライドで作った方が簡単です。スライドを画像で出力し、背景で使用しました。

 スライドを作るにあたり、どういうスライドが見やすいかという本を読んだり、動画で少しだけですが勉強しました。久しぶりにスライドを作りましたが、仕事を思い出して「うっ」となったのはここだけの話です。

レンダリングが大変だった

 いつもは5分ぐらいの動画を作っているので、容量問題(ニコニコ動画は1ファイル3GBの制限がある)は関係ないのですが、今回は久しぶりにぶつかりました。

 結局数値をいじりながら4回レンダリングをして、誤字脱字などで4回またレンダリングをして、とレンダリングを普段の何倍もする羽目になりました。注意散漫で作るから仕方ないですね。

もし次回するとしたら

 ぜひとも参加でー。
 今度は鹿児島県内だけでもやってみていいかもなーなんて思ったりしています。そういう都道府県ごとでも楽しそうですし。

「クプルムの花嫁」を読んだら新潟に行きたくなりました

seiga.nicovideo.jp

 こういう甘々な話、大好物なので、買ってよかったです。何度も読んでいるぐらいです。

あらすじ

高校を卒業したてのギャル・しいなは
突然こんな言葉を鎚起銅器職人の彼氏・修(しゅう)に投げかけられた。

「結婚しないか――?」

血痕? いやいや、結婚です。
超うれしいけど、彼の家は職人一家!?!?
仕事とか歴史とかよくわからないけど、
大好きな彼のためにうまくやります! やってみせます!

新潟県燕三条地域を舞台に繰り広げられる、
寡黙な職人と金髪ギャルの、ちぐはぐだけどラブラブな婚約生活、始まります!

 というところからスタートします。お付き合いするところからではなく、婚約するところから始まるストーリーが新鮮です。

1巻30ページ。婚約からスタート。

 しいなと修の年齢差4歳ほど。大学生のギャル(そしてちょっと子供っぽい)のしいなと、年上の妖怪銅叩きと揶揄されるぐらいの銅器一筋の職人の修(しゅう)の凸凹コンビが主人公です。
 それぞれの時間と一緒の時間が丁寧に描かれて進んでいきます。この時間経過が、焦らず、ゆっくりと、でもちゃんと進んでいるって感じがあっていいんですよね。

みどころ

 冒頭で婚約という大きな転換点があるため、それ以降に大きい変化があるのかなぁ、なんて思うでしょうか……あります。ありすぎて書けないぐらい。
 ただ、しいながギャルでなくなったり、修が「職人辞める」と言い出したり、二人が婚約解消します、なんて流れではないのでご安心を(読んでいる3巻までですが)。

 徐々に関係が変わっていくのですが、その変わり方がとても自然というか「二人だったらこうするだろうな」と思える流れになっています。変わるきっかけなんていうのはちょっとしたことなのでしょう。
 修は「妖怪銅叩き」と言われるぐらいの朴念仁で職人気質な感じですが、しいなに連れられて出かけた先、祖父からまかされた仕事で次第に朴念仁から人間に、職人気質にも変化が出てきます。
 しいなはギャルっぽさも子供っぽさも変わらずですが、それ以上に修への愛情を理由に徐々にただの婚約者から職人の花嫁、という風に変わっていきます。変わらない可愛さを持ちながら、変わっていくことを怖がりながら、それでも変わっていく道を選ぶというのはしいならしい選択だなと思います。

 その二人を見守る修の祖父母、友人たちもまた魅力的です。修は両親を早くに亡くしていることから祖父母に育てられました。一方でしいなは未だに家族のことは出ていませんが、友人たちに囲まれて学生生活をエンジョイしています。二人がべったりではなく、それぞれで友人関係などができている部分が修としいなの関係を引き立たせているように感じます。

 そしてこの作品を読んで避けられないのは「舞台となる新潟に行きたくなる」ことでしょう。

新潟に行きたいけど、遠い

 舞台はあらすじで書いたように新潟県燕三条地区です。二人のデートや日常で燕三条地区が何度も出てきます。

取材記も興味深いです

 作中で観光する(仕事もしてる)様子を見ていると「新潟、行ってみたいな」とどんどん思うようになります。Googleマップにピンがどんどん増えていきます……。取材をしながら、新潟の魅力を伝えたいという気持ちが本当に伝ってきます。

 観光もなのですが、飯テロがひどい!美味しいものが紹介されるのですが、これが本当に美味しそうなんです……。修が食べている様子は特にダメージは受けませんが、しいなの食べている様子が本当に美味しそうなんです。

沼垂テラスでのネコ焼きのシーン。どっちも可愛い。

 見て、この幸せそうな顔。
 食べるだけでなく、何かあるたびに嬉しそうにするしいなを見ると「行ってみたい」という気持ちが膨らんできます。絶対においしいでしょ、これ……。

たまにある修のリベンジがアクセント

 基本的には、しいながぐいぐいと修に迫ります。年下ですけど、無邪気だからこその攻めですね。まだしいなが大学生なので手を出さないと決めている修ですが、時々攻勢になります。

あぁぁぁぁぁぁ!

 この後に照れるしいなの表情よ。最高か。二人で徐々に、少しずつ、二人のベースで進んでいく様子が良いですね。恋愛ものでよくある、第三者が出てきてぎくしゃく、というシーンがないので、安心して二人を見守っています。
「安心して」という点は自分の中でとても大事でして。恋愛もので邪魔が入ると「あああああ」となるんですよ。自分は二人の様子をニコニコとして見ていたいタイプなので。そういう意味ではクプルムの花嫁は自分にとってジャストフィットでした。ありがとうございます(拝みながら)

ということで

 個人的には恋愛ものは好きなのですが、こうしたゆったりとした、実際に行きたくなるという漫画は楽しくて良いですね。幸せになりますし、何度読んでも気持ちが良いです。

 最後ですが、タイトルになっている「クプルム」は銅を意味するラテン語の「cuprum」です。元素記号のCuの由来ですね。

 まだまだ婚約状態の二人ですが、いつかしいなが花嫁になる日は来るのでしょうか。

2022年10月10日 追記

 ブログがきっかけでフォロワーさんがはまって、聖地巡礼までしてくれました\( 'ω')/

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iNSPiC REC投稿祭を3人でしたら楽しかった

 ニコニコ動画車載動画投稿者3名で、iNSPiC RECだけを使って*1動画を作るという遊びをしました。

  • こんな動画を作りました
  • そもそもiNSPiC RECってどんなカメラ?
  • 動画作成の裏話
  • それぞれの動画を見て
  • ということで……

こんな動画を作りました

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 木曜から土曜まで、三人で動画を連投するという勝手企画でしたが、三人とも楽しくできたので満足です。

そもそもiNSPiC RECってどんなカメラ?

 Canonが発売した「アソビカメラ」という通称が付けられたカメラです。

cweb.canon.jp

 名前の通り「遊び」に全振りしたカメラですが、どのように振っているかというと

  1. いつでも身に着ける
     バッグなどにひっかけられるようにカラビナとなっている。
  2. 冒険に出かける
     防水、防塵に耐衝撃。
  3. 撮れた写真は後で楽しむ
     画面がない。カラビナ部分がファインダー

 振り切りすぎて独自路線を突っ走ったカメラです。液晶がなくもカラビナがファインダーになっていることが一番の特徴です。

動画作成の裏話

 今回の三名、実は同じ時期にこのカメラを買いました。別に言い合わせたわけでもなの、それぞれがこのカメラに惹かれた感じです。

 それから2年ほど経ちましたが、ふとしたことで「これだけで動画を作ってみない?」となり、三人で話をして、動画を作ることにしました。

 ただ、iNSPiC RECだけを使うでは面白くない……とのことで、三人が一つずつテーマを出し合い、それに合わせて動画を作ることに。

  1. 地元の色
     具体的には商店街とか撮ってみるのは?
  2. 推しっぽいもの
     動画に出てくるキャラっぽいものキャラのカラーを出してみません?
  3. 推しの色
     だったら色も出てみましょうか?

 となりました。
 自分の動画は鹿児島の商店街と言ったら天文館。つづみちゃんっぽいものと言ったらふらっと食べ歩きとブルー、といった感じです。

 これが意外と難しい!商店街で推しっぽいものを見つけるとなると、ツーリングとはまた違った目が必要となりました。自分の場合はどこかに食べに行くことが目的でツーリングに行くのですが、大体お昼ご飯を食べに行きます。ただ、天文館でお昼ご飯となると高い……。そんなところにつづみちゃんは行くだろうか。とか色々と考えて、ドーナツになりましたとさ。前日にフォロワーさんがミスドを食べていたという影響もあります。

 あとは写真が本当に難しかったです。
 その場で確認ができないってことは、失敗したことに気づけません。帰ってきて「アングル違うー」となりましたし、「これ意外と……いいじゃん」となることもあり。大変で難しかったです。

 一方で「これは動画的に……」という考えなく、写真と動画が楽しめたのは収穫でした。

「ただその場で写真を撮ることを楽しめる」ことは確かに今のスマホやデジカメでは体験できないことです。映えを考えることなく、共有することは後で考えて、その場にある、その瞬間を切り取ることだけに集中できる。「もしかしたらこうしたらいいかもしれない」と大胆に腕を伸ばしたり、地面に近づけたりできるのはiNSPiC RECだからでしょう。

それぞれの動画を見て

 三人とも方向性がバラバラで面白かったです。
 動画の内容は話をしないで、投稿まで楽しみにしておくことにしましたが、大正解でしたね。

 同じカメラを使って、同じテーマで動画を作っても、ここまで違うものかと新鮮でした。特にともえっくすさんは「あんな写真が撮れるのか」とびっくりしましたね。どうしたらあんな風に撮れるのだろうか……。また今度機会があれば聞いてみたいです。

 一方で共通していたことは、三人とも商店街をぶらぶらしながら、楽しく歩いて、楽しく動画を作ったことでしょうか。上でも書きましたが、どう撮れているかその場で確認ができないので、ひたすら色々と撮って見るのは楽しかったです。お二人も楽しかったらいいなぁ。

ということで……

 iNSPiC RECは、写真はいいぞ!楽しいぞ!

*1:厳密には本体の写真が撮れないので、一部は別のカメラを使うことになりますが

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