(´・ω・`)まったりいこうぜ

まったりのんびり、色々と書いています。 http://www5.synapse.ne.jp/souki/

「関吉の疎水溝」と「寺山炭窯跡」に行ってきました

動画の編集に手間取ってしまい、行ってから時間が経ってしまいました。
「動画編集しよう→疲れたからバイクで出かけよう→ツーリングのネタができた→編集する時間が……」
という完全に失踪フラグが立っていますが、ぼちぼち時間を作って動画の編集をしていきたいですね。あとポケモンの新作が悪い。

今回行ってきたところは2カ所です。「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」に登録されているところですが、県内に住んでいる人でも「そんなところがあるの」というレベルで知名度が低いところだったりします……

関吉の疎水溝(せきよしのそすいこう)


単なる川のように見えますが、川です。稲荷川の上流です。稲荷川ですが、実は以前の車載動画で一度紹介しています。石橋記念公園を通っている川がこの稲荷川です。解説の時に名前を聞いて「ああ、あの川!」となりました。まさか繋がっていたとは。

詳しい解説はリンク先の説明を参照すると良いのですが、ここで簡単な説明を。
そもそも疎水(疏水)という言葉を知らなかったわけですが、水路のことなんですね。ここから水を集成館まで持って行きました。目的は大砲の砲身に穴を開けるためで、その水車を回すためには大量の水が必要だったわけです。
3枚目の右側に水路がありますが、これは最初にあった水路が壊れたため、あとで作ったものだそうで。


という説明をして頂けます。もっと詳しい説明が聞けますので、出来ればガイドの方に説明してもらった方が良いですね。
そして上で最初にあった水路は、という話をしましたが、この写真に真ん中にある出っ張った部分がその水路です。川の正面からとっていたんですね。

寺山炭窯跡


寺山ふれあい公園からのスタートです。まさか動画が撮られていないとは思わず……帰宅してから「うわぁ……」となりました。仕方ないです、こればかりは。

ということで今回は車載動画なのにバイクで走っている時間より歩いている時間の尺が長いという、本当にこれは車載動画と呼んで良いのか、と疑問に思ってしまうぐらいでした。
そうそう、動画に時間が表示されているのですが大丈夫ですか?との質問がありましたが、今回はどれだけ歩いたら着くのかと分かってもらいたかったので表示にしています。使っているWG-M1はループだと時間が強制表示になってしまうんですよね。それがちょっと不便です


観光地に行く道じゃない。


炭窯跡に到着すると真新しい解説の看板が目に入ります。世界遺産に認定されてから設置されたとのことです。こちらも解説員の方が常駐されており、説明を聞くことができます。

そもそもなんで炭窯が必要なのかですが、大砲に使う鉄の精錬のためです。石炭を使うと火力があり楽なのですが、鹿児島は石炭の産出がありません。近いところでも筑豊なので輸送に金と時間がかかります。それだったら木炭を使ったらいいじゃない、という発想で出来たのがこの炭窯だそうで。理屈は分かるが実際にするか……

当時は三基が稼働していたとのことですが、残りの二基は場所が不明とのことで。この付近にあっただろうとは分かっているらしいですが、詳しい場所は不明なので見つかったら大発見ですね。






こちらが正面で、木を入れていたところです。正面に古い碑がありますが、炭窯はこれと同じ石で出来ています。火山岩なので熱に強いんですね。しかし風化しやすいという欠点があります。鹿児島だからできることですね。


こちらは上から見た様子です。この形から「イチジク型」と呼ばれているそうです。浣腸しか出てきませんでしたが、果物の方です。どちらも元ネタは果物なので間違いではないのですが。


上の写真は寺山ふれあい公園から。下の写真は途中景色が良かったところから撮った桜島です。吉野公園よりも眺めが良いかもしれないですね。やっと晴天の日にこの景色が見られて疲れがやや飛びました。

ということで今回は知名度が今から上がるかもしれない観光スポットを巡ってきました。
自分の車載動画の趣旨は「とことこと気が向いたところに行く」だったりするので、その趣旨にピッタリだったわけですが。ただもう少し知名度が上がっていくといいなぁと思いましたか。案内をされる方々も人があまり来ないから暇、とおっしゃっていましたし……この動画が少しでも宣伝になればいいなぁと思ったりで。ついでに再生数も上がるといいなぁ……