今回は鹿児島県ではなく、お隣の宮崎県です。と言っても県境にある公園です。なんと県境から5分ほどです。
駐車場を出て、坂を下るように歩くと桜並木の中を歩けます。桜祭り期間中は歩行者天国となっていますが、それ以外の期間はここを車やバイクで走れます(その場合は歩行者に注意しつつ、徐行で……)。
歩けないよーという場合は、人力車が出ているので、使うと良いかもしれません。風情があって良いですね。
出店も出ており、広場周辺は人が多く、かなり賑わっていました。主に大人達が酒盛りをしているからなのですが。流石焼酎の大手、霧島酒造のお膝元です。
この桜並木は明治になってからできたもので、そう考えると割と最近作られたところです。少しずつ植え替えが進んでいますが、やっと全体的に手が回ってきた印象です。若木が多いのは、今まで最初に植えられた桜が十分見られていたからなのでしょう。
小さい頃、この草スキーはよく滑っていました。今では老朽化のためか使用禁止になっていました。思い出のものがこうして老朽化を理由に使用禁止になると、やはり切なさがあります(主に体力的な意味で)。
体力の無い自分は、上にある母智丘神社までバイクで移動しました。こちらにも駐車場がありますが、そこまで広くなく、あくまでも神社の駐車場なので参拝目的でない場合の使用はお勧めしません(というか、ここまで歩いて上り下りで相当疲れます)。
元々は裏手にある巨石を奉っていたのですが、明治に入り、その周辺を整備したものがこの母智丘神社です。裏手にはしっかりと稲荷系の神社が残っています。
個人的にはこちらの神社の方が好きです。よく見ると岩の下に隙間があります(入ることはできませんが)。こういう巨岩は惹かれるものがありますし、きっと昔の人も同じように何かを感じたのでしょうね。
桜の季節だと、写真のように桜並木がずっと続く風景が見られます。そしてその向こうには都城盆地が広がっています。
元々この盆地は湖だったこともあり、平坦な地形が広がっています。そして山に囲まれているので景色がとても綺麗です。嫌なことがあったりするとここでぼーっと景色を眺めていたことがあります。自分のパワースポットにもなっているところです。
さて、ということで今回は宮崎県でも上位に入る桜の名所、母智丘公園でした。
次回は母智丘の往復時に見かけた桜をダイジェストで紹介できたらと思っています。
それではー。
2018/04/26 追記
走った道ばたに咲いていた桜を中心にぱぱっと紹介しています。BGMも立ち絵もないので番外編としたので、お時間がある時にでも見て頂ければ幸いです。